コロナ禍でもストレスを溜めないコツを、心理士が解説してみる

心理学

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こんにちは!心理士のにっしーです。

さて、コロナ怖いですね・・。2020年の秋〜冬頃からでしょうか。最初は「コロナウイルスというものが流行っているらしいよ」くらいのニュースだったのが、今ではコロナが生活の一部になっていますね。「いつまで続くのか・・」もう早く解放されたいですよね。

なんとなく・・僕がそう思っているだけかもしれませんが、街へ出ると、人々がトゲトゲしている印象を受けます。なんかこう、全体的に心に余裕がない感じです。でも、そりゃそうですよね。当然だと思います。

また、選択に迫られる場面が増えました。ワクチンの接種、どこまで行動範囲を制限すべきか、風邪をひいてしまった時の対応、帰省してもいいのか、おじいちゃんやおばあちゃんに会ってもよいものか・・etc….

そんな難しい今、ストレスを溜めずに生活する上で大切なことを、心理士である僕なりの視点で、語ってみたいと思います。

「私にできること」を考える

僕は、ニュースの見過ぎはよくないと思っています。なぜなら、ネガティブな情報をずっと見ていると、必要以上に不安が高まってしまうからです。かと言って、ニュースを全く見ないのは違いますよね。だから、ニュースは10分〜20分程度、大まかな社会の動きを把握する程度に見ることがおすすめです。

「コロナの感染者数」、「医療現場の現状」、「○○株が新たに確認された」など、社会の現状は刻々と変化しています。

しかし、落ち着いて考えてみましょう。「自分の行動」は何か変わりますか?

・手洗いうがいをしっかりと行う

・お店に入る時や出た時はアルコール消毒をしっかり行う

・目は触らない、掻かない

・なるべく密になる場所を避ける

・換気をしっかり行う

コロナ情勢が変化したとしても、私たちが取るべき行動は変わりません。社会情勢がいくら変わっても、自分の行動はブレない。「どうなるか分からないけど、私はやることをやっている」そんな状態が大切なのではないかと思うのです。

「アドラー心理学」で知られるアルフレッド・アドラーは、課題の分離という概念を提示しています。これは、「他者の課題」と「自分の課題」をしっかり分けて、自分の課題に集中することが大切であるとした考え方なのですが、今こと、アドラーさんの言葉をしっかりと受け止めて、1人1人が「自分の課題」に取り組む時だと思うのです。

「内」で踊ろう

はっきり言います。100%星野源さんの受け売りです(笑)

(You Tubeより)

ニュースかなんかでたまたま見たのですが、星野源さんがこの曲についてのインタビューを受けていました。そこで、とても勉強になったのですが、うちで踊ろうの「うち」というのは、「家(うち)」という場所を示すのではなく、「内(うち)」というもっと広い意味を示すとのことでした。だから、平仮名で「うち」と書いているんです、とご本人が語っていた気がします。

その何ヶ月か後、僕は日本認知行動療法学会のオンライン研修を受けたのですが、その研修の内容は、「コロナ化のステイホームにおいて、いかにして幸福感を高めるか」というものでした。

そこで、講師の方が研究結果を交えながら解説していたのは、

・オタク文化を持つ人は、コロナ禍でも幸福感を維持しやすい

・マインドフルネス傾向が高い人は、コロナ禍でも幸福感を維持しやすい

※マインドフルネス・・今この瞬間を価値判断することなく生きている感覚。禅や仏教の思想を背景に、認知行動療法の中で注目され、研究が進んでいる概念。

ということでした。

僕は、認知行動療法の専門家の先生が解説していた上記のような状態というのは、星野源さんが言うところの「うちで踊る」という状態と全く同じことではないかと思ったのです。

内で踊るのがもともと好きな人と、あまり好きじゃない人がいると思います。内で踊るのが好きな人は、心理学で言う「内向型」の人だと思います。内向型とは、1人でじっくりと物思いに耽ったり、趣味に没頭したりすることが好きな人です。「週末は人と会うより、1人で好きなことをしていたい」と思う人は内向型の傾向が強いかもしれません。

内向型の人は、「withコロナ」が上手なんじゃないかと思います。家で1人で映画を観たり、ドラマを観たり、本を読んだり、何かを作ったり、そういうことが好きなんだから。

でも、外向型の人にとってはつらいかもしれません。外向型は、内向型の反対で、人と会って話をしたり、社交的な場所に出かけたりすることが好きな人です。パーティとか飲み会とかが大好きな人は、外向型の傾向が強いかもしれません。

外向型の人にとっては、ライブ、パーティ、飲み会、そういったものが制限されるので、今は辛いかもしれません。

内向型の人だって、人との繋がりは大切なはず。そこで、やはりコロナ禍の救世主は「オンライン」だと思うのです。

オンラインでも心はちゃんと交わる

コロナはいろんな大切なものを私たちから奪っていますが、実は授けてくれたものもあります。それが、「オンラインのスタンダード化」だと思うのです。

今や、多くの人の間でオンラインでのやりとりが主流になっていますよね。でも、どこか寂しいというか、オンラインでは本当の意味での心の共有は難しいと、僕も最初は思っていました。

しかし、先日オンライン研修で、驚きの事実を聞いたのです。

対面でのカウンセリングと、オンラインカウンセリングでの治療効果は同等

という研究結果があるという事実です。※あくまで1つの研究の結果であり、絶対ではありません。

僕も、うららか相談室というオンラインカウンセリングのカウンセラーを行わせていただいていますが、ちゃんとクライエント様と心の交流を感じます。オンライン相談では、夜中の11時とかでも相談に応じることができます。「心理カウンセリングを夜中に行う」なんて、コロナの前はあり得なかったことですからね。

「うち」で愉しみ、オンラインで交わる

そんなディープで気楽な道を模索してみるのもありだと思うのです。

まとめ

最近、僕は「心理学ソング」を作っています。目的は、心理学の知識を歌という伝わりやすい媒体で紹介すること。

こんな歌詞を、考えてみました。

世界が原因になって、僕が結果になるのか。僕が原因になって、世界が結果になるのか。

例えば態度の悪い店員に、笑顔で「ありがとう」と言ってみる。

そうやって自分から、街に反応を起こしていく。

返報性の原理

こんな歌詞です。コロナ禍だからか分からないけど、最近びっくりするくらい態度の悪い店員さんに当たることが多くて・・。

そんな時に、自分も態度が悪くなると、その店員さん(世界)から影響を受けて、自分は「結果」になってしまったことになります。これは、ゾンビに噛まれて自分もゾンビになるのと一緒です。(笑)

ここでぐっと我慢して、笑顔で「ありがとうございます」と店員さんに言ってみるとどうなるか。

自分が原因になって、世界が結果になるのです。

店員さんは特に態度が変わらないかもしれないけど、後から少し態度を変えるかもしれません。それを見ていた客も、同じことをするようになるかもしれません。

上記のいずれもなかったとしても、あなた自身の自尊心が育ち、他の人にも優しくする心の余裕が生まれます。