- 自分って、なんでこんなにコミュニケーションが下手なんだろう….。
- コミュニケーション能力を高める方法を教えて!
本記事は、上記のようなお悩みを持つ方に向けて書きました。
結論から言うと、以下に示すどちらの人も存在しません!
- コミュニケーション能力が高い人→存在しない
- コミュニケーション能力が低い人→存在しない
ただ、コミュニケーション能力が「高くなっている人」「低くなっている人」は存在します。
何が言いたいかと言うと、日々の心がけによって上手にできるようにもなるし、逆に下手になってしまうこともあるのがコミュニケーションなのです。
もし、今自分のコミュニケーション能力に自信がなくなってしまっている方も、これから練習して身につければ良いだけなので安心してくださいね。
本記事では現役の心理カウンセラーが、心理カウンセリングの中で実際に活用しているコミュニケーションの秘訣を「マインドセット」「トレーニング」「環境調整」という3つのカテゴリーに分けて解説しています。
書いてある内容を毎日実践するだけで、少しずつコミュニケーション能力に自信が持てるようになっていくので、ぜひ読んでみてください。
コミュニケーション能力が高まっている人の特徴
まずは、コミュニケーション能力が高まっている状態にある人の特徴を解説していきますね。
以下に示す状態にある場合、自信を持ってコミュニケーションを取れていることが多いでしょう。
非言語コミュニケーションが豊富
非言語コミュニケーションとは、「言葉」以外のコミュニケーションのことを言います。
非言語コミュニケーションの一例を以下に示しました。
- 目線
- 表情
- ジェスチャー
- あいづち
- うなずき
心理学で有名な「メラビアンの法則」によれば、人が相手についての印象を評価する際に注目する割合は以下のようになります。
- 視覚情報(表情・視線など):55%
- 聴覚情報(声のトーン、話す早さなど):38%
- 言語情報(言葉の内容):7%
メラビアンの法則によると、人は相手の印象を評価する時、「何を話しているか」はさほど気にしていないのです。
それよりも、「どのような態度で話しているか」を強く印象に残しているわけですね。
実は、「笑顔で、優しくコミュニケーションを取る」というだけで、世の中の大半の人々と仲良くなれます。
自分から話しかけている
人は、「自分がされたことは同じように返したくなる」という性質を持っています。
このように、自分がされたことを返したくなる人間の法則のことを、心理学では「返報性の法則」と呼びます。
返報性の法則によれば、自分から人に話しかけることが多い人は、人から話しかけられることも多くなるわけですね。
- 自分から話しかける → 他者から話しかけれる
上記の連鎖はどんどん進んでいき、気づけば多くの人とコミュニケーションを取ることとなります。
結果として、コミュニケーションそのものに習熟していきますし、より多くの情報が集まり、話題も増えていきます。
自分から話しかけるのは勇気が必要ですが、その壁を乗り越えた先には良いことが待っているのです。
相手の話をよく聞く
本当に人を魅きつけるのは、「話すのが上手な人」ではありません。
実際は、「話を聞くのが上手な人」なんですよね。
それも、批判したり否定したりせずに、じっくりと耳を傾けて話を聞いてもらうと、人は「自分のことを分かってもらえた!」と感じます。
この、「自分のことを分かってもらえた!」という感覚は、大きな信頼感を生むのです。
世の中の人々の多くは、「自分のことを分かってもらいたい!」「認めてもらいたい!」と思っています。
あえて、自分は一度立ち止まり、彼らと向かい合ってみましょう。
そして、「理解する側」「認める側」に回ることができた時、一気に他者との信頼関係を築きやすくなり、必要とされるようになります。
「横の関係」を築いている
「横の関係」とは、アドラー心理学で言われている他者との関わり方のスタンスのことです。
アドラー心理学では、他者との間に上下関係があると、信頼関係を築くのが難しいと考えるわけですね。
- 上から目線で他者を指導する
- へり下って話す
アドラー心理学的にはどちらも適切ではなく、優劣のない「横の関係」として接することが、信頼関係の構築につながると考えるのです。
実際、コミュニケーションにおいて基本のスタンスとなるのが、相手と自分は対等であるという前提になるでしょう。
コミュニケーション能力が低下しているの人の特徴
逆に、コミュニケーション能力が低下してしまっている方は、どのような状態になっているのでしょうか。
以下に詳しく解説していきます。
他者との関係性を「競争」で捉えている
そもそものスタンスとして、他者との関係性を競争で捉えていると、関係性がギクシャクしやすくなってしまいます。
- 自分の方が相手よりもできている
- 相手に負けたくない・・!
上記のように考えていると、相手と信頼関係を築く土壌が育たず、心は離れていってしまうのです。
仮に相手よりも自分のほうが勝っていたとしても、どこか空虚感を感じ、人生のどこかのタイミングで孤独を感じることにつながります。
他者のことを競争相手でなく、仲間と考えてみるのが良いコミュニケーションの第一歩です。
一人よがりのコミュニケーションになっている
コミュニケーションを取る際に、相手が一方的に話し続けていると、自分はあまり面白くないですよね。
沈黙が怖いあまりに話し続けてしまうというケースもありますが、実は逆効果で、相手の心が離れてしまうことも多いです。
会話をする際は、目安として会話量が「相手:自分=6:4」くらいの割合になるよう心がけると、相手は会話に満足感を得やすくなりましし、会話そのものが弾みやすくなります。
ある程度自分が話したなと思ったら、「○○さんはいかがですか?」と質問を投げかけてみると効果的です。
話しかけられるのを待っている
相手が話しかけてくれるのを待っていると、相手が話しかけてくれなかった時に、「なんで話しかけてくれないの?」と不満を勝手にためてしまうことになります。
すると、自分の中にもっと他者への不信感が広がっていき、コミュニケーションへの自信を更に失ってしまうわけですね。
「思い込み」で身動きが取れなくなる
自分から話しかけるのが怖いのは、なぜでしょうか?
多くの場合、自分の中で相手から拒絶されてしまうことを想像し、積極的になれないでいるのではないかと思います。
- 話しかけて冷たい対応を取られたらどうしよう
- 嫌がられたらどうしよう
上記のように考え、身動きが取れなくなってしまうわけですね。
とくに、過去に他者から拒絶されてしまった経験がある場合、それがトラウマとなり、心のストッパーになってしまうものです。
コミュニケーション能力を高める方法【マインドセット編】
ここからは、実際にコミュニケーション能力を高める方法について解説していきます。
まず、一番大切なのが「マインドセット」です。
コミュニケーションはテクニックだけを学んで、それをそのまま実践しても上手くいきません。
「どういった心持ちで他者と関わるのか」という部分が最も大切なので、まずはマインドセットを解説していきます。
積極的に「失敗」しよう!
コミュニケーションに積極的になれないのは、多くの場合過去に失敗した経験があるからです。
ただ、その失敗を「一般化」してしまっている可能性があるので、注意しましょう。
人それぞれ、合う・合わないはありますよね。
過去に誰かと上手くいかなかったからといって、他の人とも上手くいかないとは限らないわけです。
実際、これまで生きてきた中で、自分のことを嫌いという人もいれば、好きという人もいたのではないでしょうか。
もし失敗してしまったとしても、「今回は」ダメだったと考え、挑戦を続ける柔軟性が何より重要です。
コミュニケーションは双方向のもの
コミュニケーションには、「自分一人では成立しない」という特徴があります。
よって、自分だけが話術をどんなに磨いても、良いコミュニケーションが取れるようになるとは限りません。
まずは、相手の話を聞き、よく観察することを重視しましょう。
相手の反応を見つつ、相手が受け取りやすいようにボールを投げる姿勢が重要です。
コミュニケーションを楽しむ
コミュニケーションは「タスク」ではなく、生きる喜びそのものです。
そして、何より「タスク」と考えるよりも、「楽しもう!」と考えたほうが、自然と相手の話に興味を持てたり、自分の考えを積極的に発信できたりするので不思議です。
人は皆同等である
- 親子
- 上司と部下
- 学校の先生と生徒
上記の関係は、なぜかトラブルが発生しやすいと思いませんか?
その理由は、本来は単に「役割の違い」であるだけなのに、「上下関係である」と勘違いしてしまうケースが多いからなんですよね。
信頼関係は同じ立ち位置からコミュニケーションを取った時に生まれるので、「人は同等である」という前提を持っておくことで、上記のような関係性であってもコミュニケーションが円滑に運びやすくなります。
コミュニケーション能力を高める方法【トレーニング編】
マインドセットを念頭に置きつつ、今度は具体的なトレーニングを行いましょう。
1日1つずつで良いので、以下に示すトレーニングを実践してみてください。
笑顔で挨拶
挨拶をすることは、あらゆる会話の「きっかけ」になります。
また、挨拶をすることは相手に対して「あなたは大切な存在ですよ」ということを暗に伝えるメッセージでもあるんですよね。
挨拶をする際に意識すると良いのは以下の2点です。
- 自分から挨拶をする
- 笑顔で挨拶をする
上記2点ができていれば難しいことは必要ありませんので、まずは勇気を出して実践してみましょう!
こまめに短時間話しかける
心理学の「単純接触効果」によると、人は繰り返し目にするものや耳にするものに好意を抱きやすいと言われています。
よって、繰り返し他者に話しかけると、相手から好意を抱かれやすくなるわけですね。
ただ、話が長くなりすぎてしまうと、相手に時間的な余裕がない場合は負担をかけてしまうこともあります。
イメージとしては、「エレベーターの中でちょっと話すくらいの時間」を意識して、繰り返し声をかけてみると良いでしょう。
自分から話しかける
先ほども述べたように、人には「返報性の法則」があります。
自ら他者に話しかける人は、他者からも話しかけられやすくなるわけですね。
お互いに話しやすいと感じることでコミュニケーションが活性化していき、自分のコミュニケーション能力も次第に高まってきます。
また、自分から話しかけることで、「交友を意図的に広げる」ことができます。話しかけられるのを待っていると、交友関係は「話しかけてくれた人」に限定されてしまうので、自由度が低くなってしまう可能性があります。
まずは自分のことから話し、相手にも尋ねる
「自己開示」とは、心理学の中で「自分のことを他者に話すこと」という意味で使われます。
自己開示にも返報性があり、自分のことを話してくれた相手には、自分も自分のことを話したいと思うようになる傾向があるので、コミュニケーションが活性化されるのです。
ただし、自己開示には「段階」があるので覚えておきましょう。
<自己開示の段階>
- レベル1:名前、出身地などの情報
- レベル2:好きなこと、嫌いなことなどの情報
- レベル3:コンプレックス、悩みなど
最初は名前や出身地などの当たり障りのない自己開示からはじめ、徐々に趣味趣向やコンプレックスなど、自己開示の「深度」を上げていくのがおすすめです。
最初から深い自己開示をしてしまうとびっくりされてしまうので、「徐々に深度を上げる」というのがポイントですね。
「開かれた質問」「閉ざされた質問」を使い分ける
質問をすることにより、相手との会話が続きやすくなり、相手も会話を楽しんでくれるようになります。
質問をする際は、以下に示す2つの質問の仕方を上手に使い分けましょう。
- 開かれた質問:「どう思いますか?」のように、相手の回答の自由度を上げる質問
- 閉ざされた質問:「AとB、どっちが好きですか?」のように、相手の回答の自由度を下げる質問
会話を続けたい時には、開かれた質問をすることで、相手の「長い文章での回答」が期待できます。相手の回答をもとに、更に会話の糸口を見つけることもできるでしょう。
閉ざされた質問は、相手が緊張している時などに活用できます。
相手が緊張している場合は、会話を負担に感じさせないために、あえて「AかB」「YesかNo」で答えられる質問をすることで、負担を減らしてあげることができるのです。
相手の非言語コミュニケーションを観察する
人は、話している言葉の内容と、非言語コミュニケーションが一致しているとは限りません。
例えば、プラスの言葉を多く使ってくれていたとしても、相手の笑顔がひきつっており、あとずさりするような格好になっている場合、何かしらの理由で早く会話を切り上げたいと思っている可能性が高いです。
非言語コミュニケーションの方が言語コミュニケーションよりも相手の本心が反映されていることが多いので、非言語コミュニケーションを読み取る力が身につけば、相手の今の気持ちを正しく理解することにつながります。
- 表情
- 視線
- 姿勢
- 声の調子
上記のような情報を注意深く観察する練習をしてみましょう。
「肯定」からはじめる
相手の意見が自分の意見とは違ったとしても、まずは「肯定」からはじめてみましょう。
「確かにおっしゃる通りですよね」
「良い意見を教えてくれてありがとうございます」
とくに、否定的な意見を自分に投げてくる相手にこそ、この方法は効果的です。
人は否定されると自分も否定したくなりますが、肯定されると自分も肯定したくなるのです。
これも、「返報性の法則」ですね。
相手と意見が分かれた時に、コミュニケーションの面で本当に優れているのは、論破して相手を黙らせることではなく、相手をあえて肯定し、戦意を喪失させることのできる力です。
上記で示したコミュニケーションの技法を、ぜひ生活の中で「意識的に」実践してみましょう。
意識的な実践を繰り返す中で、次第に「無意識的に」できるようになっていくでしょう。
自転車に乗れるようになるまでのプロセスと似ていますね!
コミュニケーション能力を高める方法【環境調整編】
コミュニケーション能力を高めるためには、そもそもコミュニケーションを取る機会を多く持つことが重要です。
イギリス人にサッカーが上手な人が多いのは、子どもの頃からたくさんボールに触れているからです。
同じように、「環境」を変えることによって、着実にコミュニケーションは上達していきます。
職場以外にコミュニティを持つ
職場以外に、趣味のつながりなど何かしらのコミュニティを持つことで、他者と関わる機会が増え、自然とコミュニケーション能力が高まります。
仕事でのコミュニケーションは固定化してしまうことも多いので、プライベートのつながりを増やすことで自由度の高いコミュニケーションに慣れることにもつながるでしょう。
- 好きなアーティストのファンクラブに所属
- 社会人の読書会に参加してみる
- セミナーに参加してみる
- 社会人バンドサークルに所属してみる
- ボランティアに参加してみる
社会人になると新たなコミュニティに入る難易度が上がりますが、上記のように「コミュニティ」を提供してくれるサービスを活用してみると良いでしょう。
僕は趣味が音楽なので、他のブログで社会人バンドサークルを紹介しています。もし興味がある方は、参考にしてみてください!
コミュニケーションの頻度が高い仕事に就く
週5日間、1日8時間ほど仕事に時間を費やしている方は多いでしょう。
仕事に費やす時間が長いからこそ、人と関わる頻度の高い仕事に就くと、コミュニケーション能力は自然と高まります。
- 教育関係の仕事
- 接客業
- 医療関係の仕事
- 福祉関係の仕事
- 営業
上記のような仕事は基本的に他者と関わることになるので、給料をもらいながら、日々コミュニケーションの学校に通っているようなものです。
劇的にコミュニケーション能力を磨きたい方は、人と関わる頻度が高い仕事に転職してみましょう。
心理カウンセリングを学ぶとコミュニケーション能力が高まる理由
コミュニケーションを高めたい方におすすめなのが、「心理カウンセリングを学ぶこと」です。
なぜなら、心理カウンセリングでは相手の感情を読み取る訓練を行うからですね。
コミュニケーション能力が高い人は、話すのが上手な人ではなく、相手の心を読み取るのが上手な人です。
心理カウンセラーはまさにそのスキルを学ぶことになるので、自然とコミュニケーション能力が高まります。
心理カウンセラーがコミュニケーション上手なのは、そば屋さんのカレーが美味しいのと一緒
心理カウンセラーにコミュニケーション上手な方が多いのは、「そば屋さんのカレーが美味しい」のと似ています。
そば屋さんのカレーが美味しいのは、「そば」に使われている「だし」をカレーにも使っているからですよね。
この「だし」というのは、コミュニケーションで言うと「共感力」です。
心理カウンセラーは「共感」のスキルを徹底的に学ぶのですが、それは日頃のコミュニケーションにも活かすことができるので、自然とコミュニケーションが上手く回りやすくなるのです。
「話しの聞き方」が上手になる
相手の話を聞くとき、普通は「え、それってこういうことなんじゃない?」「こうしたら良いのに!」なんて正論をぶつけてしまいがちです。
しかし、心理カウンセラーの場合は、まずは否定をせずに最後まで相手の話を聞くトレーニングをしているので、普段の会話でも染み付いたスキルを自然と使えるようになっているのです。
「非言語」に気を配るようになる
心理カウンセリングの中では、相手の言葉の内容だけでなく、表情や姿勢、声のトーンなどの非言語情報も積極的にキャッチすることが求められます。
上記のようなスキルを訓練で身につける過程の中で、自然と「非言語」に注目する習慣が身につくわけですね。
また、自分が相手に発信する「非言語」にも気を配るようになるので、話し方や表情などが、相手にとって好意的に映ることが多くなります。
「言葉の選択」に気を配るようになる
心理カウンセラーは「言葉」を使って心の問題にアプローチする職業なので、「言葉の選択」が洗練されていきます。
例えば、相手が言った内容が事実とは異なる場合、どちらの言い方が受け入れやすいと感じるでしょうか?
- ちがいます!
- 更に良い選択肢があるかもしれないなと思うのですが、いかがでしょうか?
後者の方が、角が立たないですよね。
心理カウンセリングを学ぶ中で、自然と「使う言葉」も洗練されていくことが期待できるでしょう。
コミュニケーション能力を高めたい方におすすめの心理学
心理カウンセラーにとって必須の学問に「心理学」がありますが、心理学には色々な種類があるのです。
中でも、「コミュニケーション能力を高めたい!」と思う方におすすめの心理学が2つあるので、以下に記載しますね。
NLP
NLP(Neuro Linguistic Programing:神経言語プログラミング)は、1970年代にアメリカ・カリフォルニア大学の言語学教授であったジョン・グリンダーと学生であったリチャード・バンドラーが創始した心理学の一分野です。
NLPでは、以下に示す3人の天才セラピストのスキルを集約させ、より効果的なコミュニケーションの取り方についての理論を提供しています。
- フリッツ・パールズ・・ゲシュタルト心理学を心理療法に応用した。
- ミルトン・エリクソン・・催眠療法の権威。
- バージニア・サティア・・家族療法の創始者。
NLPでは精神疾患への驚異的な治療成果を示していた3人の天才セラピストの技法を一般的に使いやすい形にして提供してくれているので、効果的にコミュニケーション能力を高めることができます。
NLPについての詳しい情報は過去の記事でも解説しているので、ぜひ読んでみてください。
交流分析(TA)
交流分析(TA:Transactional Analysis)は、カナダ出身の精神科医であるエリック・バーンによって創始された心理学の一分野です。
「親の心」「大人の心」「子どもの心」という3つの自我の状態があることを仮定し、より信頼関係を築きやすくなる交流の仕方、関係性が崩れてしまう交流の仕方などを学ぶことができます。
交流分析には専門資格があるので、資格取得を目指してみるのも良いでしょう。
交流分析の資格については過去の記事でも解説しているので、読んでみてください。
まとめ:コミュニケーション能力を高める方法は「実践」あるのみ!
今回の記事では、コミュニケーション能力を高める方法について、現役の心理カウンセラーが詳しく解説させていただきました。
最後にお伝えしたいメッセージは、コミュニケーション能力はスポーツや楽器の習得と同様、「実践」を通してのみ身につく能力であるということです。
本記事でご紹介している技法を生活の中に取り入れ、繰り返し練習してみてくださいね。