自分を褒めることの大切さ

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こんにちは、心理士のにっしーです。

突然ですが、皆さんは自分のことを褒めていますか?

謙虚な姿勢を良しとする日本の文化の中では、自分を褒めることを習慣にするのってなかなか難しいことですよね。

しかし、心理学的に見て、自分を褒めることはとっても大切です。褒めるといっても、誰かに自分の良いところを積極的にアピールすることはしなくてもいいのです。ただ、自分自身に対して「密かに」でもいいので、褒めてあげればOK! 

今回は、自分を褒めることが大切な理由と、自分を褒める際のコツについてお伝えしたいと思います!

自分を褒めることが大切な理由

自分を褒めることが大切な理由は、主に2つあるのではないかと思っています。1つは、その方が気分よく毎日を過ごせるから、もう1つは、色んなことを上達させやすくなるからです。

1. 気分よく毎日を過ごせるから

自分の課題や悪いところを意識することはすぐにできるのに、自分の出来たことや良いことは、「当たり前」と思ってしまいがちですよね。しかし、自分を責めてばかりでは、毎日暗い気分で過ごすことになってしまいます。

「悪いところを意識できるからこそ成長できる」と思う方もいるかもしれませんが、本当にそうでしょうか?

確かに、自分の課題点と真摯に向き合い、成長していく姿勢は大切です。しかし、その課題点を克服した先にあるのは何でしょう? それは「幸せ」なのではないかと思います。

幸せになりたいから課題点を克服するんですよね。 いつもいつも自分のことを責めていると、人生の中で「不幸せ」な時間が長くなることになります。つまり、自分のことを褒めずに責めてばかりいるというのは、幸せを追いかけて自分の悪いところを意識するあまり、不幸せになる、という構図になるのではないでしょうか。

「今日1日」を気分よく過ごすことの繰り返しが、人生を気分よく過ごすことにつながるのです。その為には、「自分を褒める」ことが有効です。

2. 色々なことが上達するから

例えば、あなたがピアノを上達したいとします。ピアノを上達させるうえで、最も大切なのは、どんなことだと思いますか?

A. 素晴らしいピアノのレッスン

B. 素晴らしいピアノ

C. 練習の習慣化

ご存知の通り、答えはCの、「練習の習慣化」です。

どんなに素晴らしいレッスンを受けられても、素晴らしいピアノがあっても、練習を継続して行うことをしなければ、ピアノは上達しません。

そして、習慣化を促すうえで、「自分を褒めること」はとても大切なのです。

自分を褒めると、自分に満足してしまって練習しなくなる

僕も、以前はそのように考えていました。

僕は以前子どもに勉強等を教える仕事をしていたのですが、授業の際はとにかく子どもを褒めることが大切だと先輩に教わり、実践していました。

実際、褒めた方が子どもはやる気になり、伸びるのです。

「すごい!!」「わーお!!」「がんばったね!!」

そんな前向きな言葉かけの1つ1つで、子どもは達成感を味方に成長していくことができるのです。

子どもを褒めるのは、その方が習慣化が促されやすく、上達しやすいからなのです。

では、なぜ自分のことは褒めないのでしょうか?褒めた方が伸びるのに、自分のことを褒めることはしない、それこそが、実は矛盾なのです。

自分を褒める際のポイント

自分を褒める際は、以下のようなポイントを意識してみましょう!

1. 行動の直後に自分を褒める!

心理学では、行動の結果良いことが起きると、以後その行動は増えると考えられており、そのことを強化の法則と言います。

しかし、行動した直後に「良いこと」が起こらないと、行動は強化されません。

ダイエットが難しいのは、運動をしたり食事制限をした直後に結果が現れるわけではないからです。それに比べ、YouTubeの動画などはどうでしょう。クリックしたらすぐに、面白い動画を視聴することができます。

学習すること、ダイエット、語学力など、身につけることが良しとされているスキルは、努力行動をしても直後に「良いこと」が与えられないものが多いんですよね・・。

だったら、自分で自分を褒めることによって、「達成感」という「良いこと」を得ましょうよ!

自分を褒めることは、行動の直後に行うことができるため、その行動(努力行動)を増やしていくうえでとても有効なのです。

2. 上手に褒めようとしない

自分を褒める際、上手に褒める必要はありません。

難関大学の試験の合格発表を見た時、あなたはなんと言うと思いますか?

僕なら、「よっしゃー!!!!」と叫ぶと思います。人が嬉しい時って、そんなもんです。

「これまでの努力が報われた。この合格は与えてくれた意味は私にとって・・」なんて小難しいことを、本当に嬉しいことは言わないですよね笑

短く完結に、「よし!」とか、「OK!」とか、「やった!」「いいね!」などと自分に言ってあげればいいのです。

小さくガッツポーズをするなど、動作を加えることもおすすめです。

まとめ

今回は、自分を褒めることの大切さについてお伝えしました。自分を褒めることも、自分を責めることも、「癖」の占める割合が高いように感じています。癖は、繰り返させる行動の結果として形成されるものです。なので、自分を褒める癖をつけるためには、「自分を褒める」しかないのです。

自分にOKを出す練習、お互い頑張りましょう!!