ひらめいた!良好な人間関係を構築するための新たなSST!

心理学

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こんにちは!心理士のにっしーです!

みなさんは、人間関係で悩んだことがありますか?おそらく、「ない」という人はめったにいないのではないでしょうか。多かれ少なかれ、誰もが一度は人間関係で悩んだことがあるはずです。

アドラー心理学の祖である心理学者、アルフレッド・アドラーは、「全ての悩みは人間関係の悩みである」という言葉を残しています。それくらい、人間関係は人生における幸福度を左右するものなんですね。

心理学には、SST(Social Skills Training: ソーシャルスキルトレーニング)と呼ばれる、対人関係のありかたについて考え、練習をするためのプログラムがあります。僕も、精神科デイケアの中でSSTを担当させていただいていた時期があります。

最近、小学生を相手にSSTを行う機会に恵まれ、今は第二回目のプログラムを立案中なのですが、その中で気づいたことを、今日は言葉にしてみたいと思います。

SSTの最大のメリットは、対人関係について考える「機会」を得られることである

コミュニケーションには答えがないので、そもそも、講師が参加者に「レクチャーする」という発想を持ちません。対人関係において困った場面を一緒に考える中で、自然に気づきを得られるようにすることが大切なのではないかと思います。

講師も人間関係で悩みますし、参加者も人間関係で悩みます。大人も人間関係で悩みますし、子どもも悩みます。

ラブ&ピース。僕たちは対等なのです。

SSTを行う中で、何かしらの気づきが生まれると思います。もし気づきが生まれなかったとしても、その場にいるだけで、他の人の動きや言動を無意識的に学習し、自分の中に取り入れているはずです。

だから、SSTに参加する時は、「上手なコミュニケーションを習得できる!」「対人関係でつまづかない方法を教えてもらえる!」と期待を抱き過ぎず、「とりあえず参加してみよう」という気楽な気持ちを持つことも重要である印象を受けました。

小学生のSSTプログラムを考案していてひらめいたこと

さて、今日僕はドトールで小学生のSSTプログラムを考案していたのですが、「小学生って、人間関係のどんな悩みを持っているのだろう?」と頭を抱えていました。

そこで思いついたのが、「自分の小学生時代の悩みを思い出す」ということ。僕が小学生だった時と今とでは時代が違いますが、何か共通点はあるはずです。

そういえば、係の仕事をちゃんとやらずに怒られたなぁとか、友達の取り合いになって何だか虚しい気持ちになったなぁとか、色んなことを思い出していました。

小学校の頃の記憶はそんなに悪いものではなかったはずなのに、悪い記憶を思い出していくうちに、「自分はちょっとズレていて、いつも周りが合わせてくれていたのでは?」「本当は困った子だったのかな・・」なんて、少し暗い気持ちになってしまっている自分に気づいたのです。

過去には、嬉しかったことも、悲しかったことも、様々なことがあったはずです。人間関係においても、悪かったこともあれば、良かったこともあるはず。でも、「どの記憶を取り出すか」によって、「今」の自分が行う解釈が変わってくるのです。

人間関係が上手くいかなかったことを思い出して、「こうすれば良かったのかも」という気づきを得て、今の生活に生かすことはとても有効だと思います。これは間違いなく大切です。

ただ、「自分はダメだな」という気持ちが高まってしまうのも、事実かもしれません。そこで、以下のようなことを考えてみたのです。

対人関係が上手く行っていた時を題材にする

YouTubeで、ボイストレーナーの先生がこんなことを言っていたのを思い出しました。

自分の歌を録音して聴く時、落ち込むよね。。上手く歌えてない部分を修正するのは大事だけど、そればっかりやってると歌の練習がつまらなくなっちゃう。ここめっちゃ上手く歌えてる!!って部分に注目して、どんなところが良かったのかを考えるようにしてみよう。そしたらモチベーションも下がらないし、効率よく上手くなるから。

たしか、こんなことをおっしゃっていたと思います。

この考えは、SSTでも使えると思いました。とても良い人間関係を築けていた時期って、ありますよね。これは、思い出すと心が温かくなったり、やる気を高めてくれるような記憶です。

相手の人がいい人だったとか、状況がよかったとか、単純に気が合っていたとか、色んな要因はあったと思います。しかし、その中で、「自分のコミュニケーションの取り方として、どんなところが良かったのかな?」と振り返ってみるのです。その良かった部分は成功例です。今後もずっと、自分の背中を押してくれるはず。

まとめ

結局、「対人関係で悩んだ記憶」と「良好の対人関係を築けていた記憶」の両方を題材にしていくのが良いのだと思いました。何事も、前向きに取り組むためには「快」が重要ですよね。

テスト勉強をしている時、最初は間違えた問題を中心に学習していきます。そして、解けるようになった問題を丸つけしている時に、自分の中に快感情が生まれて、次も勉強しようという気持ちになるのです。

まだSSTは実践していないので、今回の気づきをもとにやってみようと思います。ありがとうございました。