【明日から仕事か…】月曜日の憂鬱を和らげる7つのコツを臨床心理士が解説!

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  • 明日は月曜日。仕事へ行くのが憂鬱で仕方ない…。
  • 月曜日の憂鬱を乗り切るコツがあれば知りたい…!

月曜日、つらいですよね…。

仕事で嫌なことがあったり、自分の仕事に自信が持てなかったりするほど、月曜日が嫌で嫌で仕方なくなってしまいます。

あなたの気持ちが少しでも楽になることを願って、臨床心理士である筆者が「月曜日の憂鬱を和らげる7つのコツ」をご紹介します。

記事に書いてある内容を実践すれば、月曜日の憂鬱感が減り、自分らしく、気分晴れやかに毎日を過ごすヒントを得られるでしょう。

最後に本記事の内容をおさらいできる「月曜日の憂鬱に効く曲」もプレゼントするので、本記事の内容を読んだうえで、曲を聴いてみてください。

月曜日の仕事が憂鬱すぎる自分は病気なのかな…?

明日からはじまる仕事が憂鬱すぎて、「自分は病気なのではないか」と不安になっている方もいるかもしれませんね。

ということで、まずは月曜日の憂鬱な気分状態に関連した症状を表す用語をご紹介したいと思います。

また、月曜日を憂鬱と感じやすい年齢層や、強い気分の落ち込みが続いている場合の対処法も記載したので、参考にしてみてください。

ブルーマンデー症候群

ブルーマンデー症候群は、医学博士の石黒源之先生が考案した言葉です。

一度は耳にしたことのある言葉なのではないでしょうか。

  • 月曜日が近づくと憂鬱になる
  • 明日からの仕事のことを考えてつらい気持ちになる

上記のような心理状態を表しています。

サザエさん症候群

サザエさん症候群も、ブルーマンデー症候群と意味合いは一緒の言葉です。

TVアニメ「サザエさん」がはじまる午後6時半頃から「明日の仕事」のことを考え、憂鬱感が高まる人が多いことから「ザザエさん症候群」という名前がつけられました。

「月曜日が憂鬱」と感じる割合は若者に多い

江崎グリコ株式会社は、全国の20〜50代のビジネスパーソンを対象に「憂鬱と感じる曜日」に関する調査を行いました。

結果を以下に記載します。

  • 「月曜日」と答えた人が最も多かった
  • 「月曜日を憂鬱」と感じている年齢層は20代が最も多かった

20代の働く男性の88%、女性の90%が「月曜日が憂鬱」と回答しています。

若者ほど、月曜日に対して憂鬱を感じている方が多いことが分かりますね。

引用:「憂鬱な曜日調査」憂鬱なのはやっぱり月曜日。お手軽で効果的な憂鬱対策はアイスや甘いもの!?|KYODO NEWS PRWIRE

気分の落ち込みが続いている場合は専門家に相談しましょう

「月曜日がなんとなく憂鬱」というレベルならある程度一般的な気分状態といえますが、気分の落ち込みが続いている場合は注意が必要です。

  • 2週間以上気分の落ち込みが続いている
  • 仕事のストレスで夜眠れない日が続いている
  • 憂鬱なだけでなく「悲しい」と感じる
  • 職場の人間関係に深い悩みを抱えている
  • 身体に症状が出ている

上記の場合、単に「月曜日が憂鬱」なだけでなく、「仕事に対して深刻なストレスを抱えている」可能性が高いです。

仕事上で、とくに人間関係で、とてもつらいことがあるのではないでしょうか。

うつ病や適応障害などのリスクが高まっている状態ともいえるので、一度専門家に相談してみるのがおすすめです。

オンラインでも対応可能ですので、一人で抱えこまず、ぜひ筆者が運営している心理相談室Happy Feelingにもお問い合わせしてみてください。

「月曜日の憂鬱」を軽減する7つのコツ

それでは、「月曜日の憂鬱」を消す7つのコツをご紹介します。

7つのコツは、心理学的な知識をもとにして厳選しました。

「やれそうだな」と思ったものからで構いませんので、とにかく実践してみましょう。

コツ①:テンプテーション・バンドリング

テンプテーション・バンドリングとは、「気が進まない行為」と「誘惑」をひとまとめにすることを示しています。

アメリカの経済行動学者キャサリン・ミルクマン氏が唱えた考え方で、テンプテーション・バンドリングを行えば気が進まないことの負担を軽減できるとされています。

テンプテーション(temptaion)は和訳すると「誘惑」、バンドリング(bundling)は「束ねること」を意味しています。

例えば、「月曜日の仕事」が憂鬱なのであれば、月曜日に自分が好きな物を食べてもよいことにしたり、好きなものを買ってもよいことにしてみましょう。

すると、「嫌な仕事」と「誘惑」がセットになって「嫌な気分」が軽減されるわけですね。

「誘惑」という言葉の通り、普段は我慢しているものをセットにするのがポイントです。

  • 普段は我慢している「甘いもの」と月曜日をセットにする
  • 月曜日の仕事後は好きな服を買ってもよいことにする
  • 月曜日だけお酒を飲んでもよいことにする
  • 月曜日の夜から映画館に行ってみる

上記のような例が考えられますね。

ぜひ、月曜日が「ちょっとウキウキする日」になるようなアイデアを取り入れてみてください。

コツ②:日曜日に仕事の「つまみ食い」をする

「仕事のつまみ食い」とはどういうことかというと、「少しだけ仕事をする」ということです。

日曜日のうちに少しだけ仕事をしておくと、月曜日の仕事への心理的ハードルが少し下がるわけですね。

例えるなら、インフルエンザの予防接種。予防接種ではあえて少量のウイルスを体内に注入することで免疫をつくるわけですが、それと考え方は一緒です。

「仕事への免疫」を休日のうちにつけておくことで、いざ月曜日になったときの負担を減らせます。

作業に取り組む時間は15分程度でOKで、どんなに長くても1時間程度にしましょう。

作業時間が長すぎると、せっかくの休日が「仕事そのもの」になってしまうので注意が必要です。

また、仕事のつまみ食いを行うことで「ツァイガルニク効果」も期待できます。

ツァイガルニク効果とは、「途中で終えたことは最後までやり遂げたくなる」ことを示した心理学理論のこと。

つまり、日曜日に少しだけ仕事を行うことで、「続きをやって作業を終わらせたい」という心理が働くようになります。すると、月曜日に仕事に行って途中までやった作業を終わらせたくなるので、モチベーション向上につながるわけです。

ただ、休日に作業を行うのが難しい職種もあるでしょう。そのような場合は、「仕事のスケジュールを立てておく」「To Doリストをつくっておく」などで代用OKです。

頭の中でなんとなく仕事のことを考え続けるのではなく、時間を決めてサクッと作業に取り組むのがポイントです。

コツ③:朝活をする

平日の朝に「朝活」を行うのは、月曜日の憂鬱感を減らすうえでもとてもおすすめです。

月曜日の朝、起きるのが遅くなってしまうと、朝起きた瞬間から気持ちの余裕がなくなってしまいますよね。

しかし、あえて早い時間に起きて時間に余裕をもつことで、穏やかな気持ちで週のはじめを迎えられます。

また、朝活は「(会社や時間に)追われる人生」から「(夢や目標を)追う人生」へと自分をシフトチェンジさせてくれる効果があるんです。

毎日忙しく過ごしていると、以下のような「受動的な生き方」になっていく感覚はないでしょうか?

  • 仕事があるから、朝起きなくてはいけない
  • 仕事のために、電車に乗らなくてはいけない
  • 指示された業務をやらなくてはいけない

自分でやりたくてやっているというよりは、「やらなくちゃいけないからやる」という行動が増えていくのです。

しかし、朝活をはじめ、その時間を自分の目標や夢の達成に使えば、「能動的な生き方」へと変化していきます。

  • 朝早く家を出て、職場近くのカフェで読書をする
  • 朝早く起きて、身支度をすませたうえで資格勉強をする
  • 朝早く起きて、人生の計画を立てる

上記のように時間を使うようになると、自分の意思で毎日を生きている感覚を得て、自分自身がイキイキとしてきます。

朝活をはじめて「自分の人生のリズム」を取り戻すのはとてもおすすめです!

コツ④:発想の転換をしてみる

数多くある心理学の発見の中でも、人類に大きな影響を与えたのは「思考が感情を決める」という法則の発見です。

出来事は同じでも、「とらえ方」を変えることにより自分を幸せにも不幸にもできるわけですね。

例えば、月曜日の仕事が憂鬱なときに僕は以下のように考えます。

  • 「憂鬱な月曜日」という嫌な存在があるからこそ、退勤後の安堵感や休日の喜びが増す。

人生、ずっと「よい気分」が続いていたら、幸せな気持ちが際立たなくなってしまうと思いませんか?

お腹が空くからご飯が美味しいように、嫌なことがあるからこそ、よいことがあった時の喜びが際立つ、と考えます。

上記は、「受け入れ型」の発想の転換といえますね。

また、「月曜日そのもの」を違う角度からとらえ直す、という方法もあります。

  • 「月曜日だからといって、”我慢する日”と決まっているわけではない。月曜日を休日だと思って過ごしてみよう」
  • 「月曜日も、仕事が終われば休日だ。今日は(退勤後から寝るまでの)”5時間休”の日だ。」
  • 「毎日、勤務後に数時間の”週末”がある。土日は”長期休み”だ。」

上記のように、月曜日や平日が”つらいもの”という固定観念を外し、角度を変えてとらえることが自分を楽にしてくれる可能性があります。

柔軟に、自分にとって「都合のいいように」とらえ方を変えてみましょう。

物事をどのように捉えようと、それはその人の自由です。

結果として前向きな気持ちで業務に取り組めたり、気分よく笑顔で人と関われるのであれば、むしろ「都合よく捉えること」がプラスなのではないでしょうか?

コツ⑤:「1日の予定」を明確にスケジューリングする

月曜日の仕事の「1日の予定」を休日のうちに明確にスケジューリングしておくと、とくに「不安な気持ち」を軽減させることができます。

なぜなら、人は「先が読めないこと」に対して不安を感じやすいからですね。

  • 「明日は何があるんだろう…」
  • 「どんな仕事が降ってくるんだろう…」

上記のように漠然と考えることにより、月曜日を迎えることへの不安感がどんどん強くなってしまいます。

しかし、1日の仕事上のスケジュールを明確に立てておけば、いつ何をするかが明確になったうえで出勤できるので不安感が弱まります。

スケジュールを立てるコツを以下に記載しました。

  • スマホのメモ機能にスケジュールを書き込む
  • 時間軸に沿って書く
  • スケジュールには余裕を持たせる

スケジュールを立てること自体が自分の安心感をつくってくれるので、あまり凝ってスケジューリングする必要はありません。

移動時間などに、手持ちのスマホのメモ機能にさくっと書き込みましょう。

スケジュールは時間軸に沿って書くものの、余裕を持たせるのがポイントです。

仕事では予期せぬ事態も生じ得るので、大まかな「これはやる必要がある」ということだけを荒削りに書き出していきましょう。

コツ⑥:自分を褒めてみる

ポジティブな感情は、自分でつくり出せることをご存知でしょうか?

一般的には、以下のように考えますよね。

  • 良いことがあったから、良い気分になる
  • 嫌なことがあったから、嫌な気分になる

しかし、心理学的には、以下の考え方のほうが的を得ています。

  • 良いことを考えたから、良い気分になる
  • 嫌なことを考えたから、嫌な気分になる

思考が感情をつくるわけですね。

ポジティブ心理学でも注目されている「スリー・グッド・シングス(良いこと日記)」と呼ばれるワークを行えば、良いことを考え、ポジティブな気分を自分で作り出すことができます。

やり方は簡単で、1日の中で自分が「よくできた!」「頑張った!」と思うことを3つ書き出すだけ。これなら、気軽に実践できそうですよね。

スリー・グッド・シングスを続けることで、ポジティブ感情が持続するとともに、仕事のパフォーマンスにも良い影響が生じると言われています。

憂鬱な月曜日にこそ、ぜひ実践してみていただきたいワークです。

過去の記事ではスリー・グッド・シングスを気軽に続けられるアプリについて詳しく解説しているので、ご興味のある方は読んでみてください。

コツ⑦:会社員を辞める道を模索する

最後は少し飛躍した「コツ」ですが、思い切って会社員をやめてフリーランスになってみるのも1つです。

  • 「でも、フリーランスになるにはスキルが必要」
  • 「そんなスキル自分にはない」

そんなふうに感じる方もいるでしょう。

たしかに、フリーランスになるには食べていくだけの収入が必要で、そのためには仕事を得るだけのスキルが必要なのは事実です。

例えば、フリーランスとして生計を立てている方が生業にしているスキルとして以下のようなものがあります。

  • Webライティング
  • プログラミング
  • 動画編集
  • コンサルティング
  • 翻訳 など

「いきなり会社を辞めて来週からフリーランスになる!」というのは少し危険な道と言えますが、「1〜2年後にフリーランスになることを目指す」というのはいかがでしょうか?

フリーランスになるために必要なスキルの獲得をコツコツと続けていくうちに、仕事で嫌なことがあっても「1〜2年後にはフリーランスになるんだ!」という気持ちで乗り切れるようになります。

会社がどうしても嫌で嫌で仕方ない方には、フリーランスになる目標を立ててみることをおすすめします。

「毎日を少し楽しくする工夫」を考えるのがポイント

ここまで、月曜日の憂鬱感を乗り切るためのコツを7つご紹介しました。

ポイントは、「毎日を楽しくする工夫」を少しずつ取り入れていくことです。

どうしたら明日が少しだけ楽しくなるかなぁ?」と考え、自分だけのとっておきのアイデアを実践していく「過程」を楽しむのです。

  • 「明日も仕事に行かなくちゃいけない」
  • 「頑張らなくちゃいけない」

上記のように自分を追い詰める思考のことを、心理学(とくに認知行動療法という分野)では「すべき思考」と呼びます。

すべき思考が増えてくると、毎日追い詰められているような気持ちになり、不安や気分の落ち込みが増えてしまうと考えられています。

誰かに認められることや達成することではなく、「楽しむためにはどうしたらよいか」を考えて生きるのが、毎日をよりよくする処方箋となります。

月曜日が憂鬱になるそもそもの理由

月曜日の憂鬱感は、多くの方が経験していることだと思います。

しかし、なぜ月曜日を憂鬱と感じるのか、そしてその「程度」は人により様々です。

以下には、月曜日を憂鬱と感じる代表的な理由を記載しました。

仕事に慢性的なストレスを感じている

月曜日に憂鬱を感じる理由としてもっとも大きいのが、仕事自体に慢性的なストレスを感じていることではないでしょうか。

会社は矛盾に満ちていますよね。

上司から「分からないことがあったらすぐに聞いて!」と言われたと思えば、いざ質問しに行くとイラっとした顔で見られる、なんてこともザラにあります。

上記のように、矛盾したメッセージを同時に与えられることを心理学では「ダブルバインド」と呼びます。

ダブルバインドは精神疾患を引き起こす原因にもなると心理学では言われているほど、人にストレスを与えるものなのです。

人間関係、プレッシャー、焦り・・などなど。

多くのストレスを仕事で抱えているほど、月曜日の憂鬱感は高まってしまいますよね。

生活リズムが乱れてしまっている

休日になると仕事から開放され、つい夜更かししてしまうことがありますよね。

せっかくの休日。友人と夜遅くまで遊んだり、映画やYouTubeなどの娯楽を見て過ごしたい気持ちはとてもわかります。

ただ、休日に「夜型」の生活リズムができてしまうと、月曜日の朝は体調が優れず、メンタルも落ち込んでしまうことも多いので注意が必要です。

休日も平日と同じ生活リズムを維持して、月曜日の憂鬱感を少しでも減らしましょう。

仕事量の多さに圧倒されている

1日でこなさなければならない仕事量が多すぎると、月曜日の憂鬱感が強まってしまいます。

「明日からまたあの仕事量をこなさなければならないのか…」と考え、とても気が重くなってしまうわけですね。

もし会社の人に相談できそうであれば、仕事量を調整してもらうのも1つでしょう。

自分の限界を超え続けると、体やメンタルの調子を崩してしまう恐れもあります。

どうか、自分の体と心を一番に大切にしてくださいね。

時間を拘束されたくない

人には、元来「自由を奪われたくない」という欲求があります。

心理的リアクタンス」という心理学で有名な理論によると、人は自分の行動や選択を制限されたとき、それに逆らおうとする心理が働くことがわかっているのです。

仕事では時間を拘束されますし、自分が取る行動についてもアレコレと指示されることが多いですよね。

つまり、仕事中には心理的リアクタンスが働きやすいのです。

「自由な時間」が終わり、また会社に束縛される月曜日に憂鬱感が高まるのは、人として自然な現象といえるのかもしれませんね。

月曜日の憂鬱を乗り切る5つのマインド

以下には、月曜日の憂鬱を乗り切るのに有効な「5つのマインド」を記載しました。

さきほどご紹介した「7つのコツ」と合わせて、自分の中でしっくりとくるものがあれば意識してみるのがおすすめです。

「気分」は移りゆくものである

例えば日曜日の夜に「明日は月曜日かぁ…。」と憂鬱な気分になっていたとします。

私たちの「思考の癖」として、その嫌な気分がずっと続くような気になってしまうんですよね。

しかし、気分は刻々と移りゆくもので、まるで天気のように1日の中でも良い気分になったり、イライラしたりと変化していきます。

まずは、「気分は移りゆくものなんだ」ということを認識しておくことで、たとえ今が嫌な気分であったとしても「ずっと続くわけではない」と思えるようになります。

雨が降っても、ずっと雨ではないのと一緒ですね。

とくに、気分は「行動」に影響を受けます。

  • 出社してみたら、意外と大丈夫だった
  • 運動をしたら気分が晴れた
  • 友人と話したら気が楽になった

上記のような経験に心当たりがある方もいるのではないでしょうか?

気分は移り変わることを認識しつつ、淡々と行動を続けていきましょう。

「平日は楽しくないもの」は固定観念である

私たちは、「実は根拠のない固定観念」の影響を知らず知らずの間に受けています。

例えば、「月曜日は楽しくないもの」「平日は仕事で大変な思いをするもの」という固定観念はないでしょうか。

ただ、「平日は楽しんではいけない」という法律はありません。

普段の平日ならやらないようなことをあえてやってみたり、これまでの生活パターンを変えてみたりすることで、より自由で柔軟な思考と行動を獲得していけるようになります。

ぜひ、「自由な発想」で毎日をより楽しむ工夫を生活に取り入れてみてください。

「幸福」は「欠乏」がつくる

仕事でとてもつらいな、と感じたとき、ぜひこの「幸福は欠乏がつくる」という言葉を思い出してみてください。

筆者はこのことを「欠乏幸福論」と呼んでいるのですが、私たちの幸福は「欠乏」からつくられることが多いです。

  • お腹が空いた(欠乏)→ご飯を食べておいしい(幸福)
  • 寒い(欠乏)→お風呂に入ってあたたかい(幸福)
  • 恋人に会えなくて寂しい(欠乏)→久しぶりのデートでウキウキ(幸福)

上記のように、欠乏を感じれば感じるほど、欲求が満たされたときの幸福感は強くなるわけですね。

仕事で嫌なことがあったり、つらいことがあったりした分、生活の中で起きた「良かったこと」「これからやってくる幸せ」も、より強く感じられるようになります。

ぜひ、嫌なことがあったら、「これは幸せを感じるための段取りの1つだ」と思うようにしてみてください。

会社は自分の人生に対しては責任を負っていない

会社は利益を出して給与を支払うことに対して責任を負っていますが、「自分の人生」に対しては責任を負っていません。

そして、自分の人生が充実しているかどうかは主観的に自分自身が決めるものですよね。

  • 毎日物悲しい気分になる
  • 自分が無価値であるように感じられる
  • 本当はこんなはずじゃなかったと思う

上記のような状態が続いているなら、一度立ち止まって自分の人生について再考してみるのも1つかもしれません。

「周囲の期待に応えよう」「仕事で成果を出して認められよう」と考えて頑張るのも悪いことではありません。

しかし、長期的な視点で見たとき、その先に自分の幸せがあるのか?と考える時間もたまに確保してみましょう。

自分で決めてよい

人間は社会的な生き物なので、気づいたら周囲の人の期待に応えることが「生きる目的」になってしまうことがあります。

しかし、「選択権は自分にあるんだ」ということを再認識しましょう。

その代わり、選択の責任を負うのもまた「自分」です。

逆に、他の人の言うこと聞いて選択し、後悔したとしてもそのアドバイスをした人は責任をとってくれません。

だからこそ、私たちは自分で決めてよいのです。

とはいえ、「自分の心の声を聞いて選択すること」は、実は難しいですよね。

「自分で決める習慣」が身についていないケースが多いのです。

そこでおすすめなのが「日記を書くこと」。

毎日自分が思っていることを書き込み、選択の判断枠としましょう。

「自分の気持ちを書く→行動を決める」という練習を繰り返していくと、少しずつ「決断力

」が育っていきます。

仕事自体の憂鬱を減らすにはジョブ・クラフティングがおすすめ!

本記事では月曜日の憂鬱感を減らすコツをご紹介してきましたが、月曜日に限らず仕事そのものが憂鬱と感じている方も多いのではないでしょうか。

長期的には、仕事そのものを楽しめるようになるのが理想ですよね。

そこでおすすめなのが、「ジョブ・クラフティング」を実践してみることです。

ジョブ・クラフティングの概要や実践列について詳しく解説するので、続きも読んでみてください。

ジョブ・クラフティングとは?

ジョブ・クラフティングとは、仕事に対する考え方や仕事の進め方を主体的に変えることで、仕事にやりがいを感じられるよう工夫していく過程のことを示しています。

2001年にアメリカイェール大学経営大学院のエイミー・レズネスキー准教授とミシガン大学のジェーン・E・ダットン教授により提唱されました。

具体的には「作業クラフティング」「認知クラフティング」「人間関係クラフティング」という3つの視点があるので、以下に詳しく解説していきます。

作業クラフティング

作業クラフティングは、仕事の取り組み方や進め方に変化を起こすことにより、主体的に仕事を楽しめるようにしていく視点です。

例えば、取り組む作業の順番を変えてみたり、より効率的な進め方を考案したりすることが作業クラフティングにあたります。

最近筆者は、「いかに仕事にAIを取り入れていくか」ということを考え、YouTubeで学んだAIの活用法を毎日1つ仕事の中で実践することを目標にしています。

上手く活用できているかどうかはさておき、「今日はどんな風に活用してみようかな」と考える過程がけっこう楽しかったりするんですよね。

これも「作業クラフティング」の一例といえるでしょう。

ぜひ、皆さんもゲーム感覚で作業クラフティングを試してみてください。

認知クラフティング

認知クラフティングは、仕事に対する捉え方を変えることにより、より仕事にやりがいを感じられるようにする視点です。

例えば、「窓拭き」の仕事をしている人が毎日退屈に感じていたとしましょう。

以下のどちらの考え方が仕事にやりがいを感じられるようになるでしょうか。

  • 「今日はノルマである30枚の窓を拭かなくちゃいけない」
  • 「今日は30枚の窓を拭き、人々が眺める景色をより綺麗なものにしよう」

後者のほうが、仕事にやりがいを感じられると思いませんか?

自分の仕事が社会に与える意義や、どう人々の役に立っているかを再考することで、より仕事にやりがいを感じられるようになるのです。

人間関係クラフティング

人間関係クラフティングは、職場の人間関係に小さな変化を起こすことで、仕事へのやりがいを高める視点です。

例えば、以下のような例が考えられるでしょう。

  • 自分から同僚に話しかけてみる
  • 笑顔で挨拶するようにしてみる
  • 普段話さない他の部署の人に話しかけてみる
  • 同僚に感謝の言葉を伝えてみる
  • 職場の人を遊びに誘ってみる

自分にとって、無理のない程度の変化を起こせばOKです。

例えば、筆者は仕事で「完了報告」のチャットをいただいたとき、これまではスタンプのみで返答していましたが、あえて丁寧に感謝を伝えるようにしてみました。

すると、相手からも丁寧なメッセージが返ってきて、とても嬉しい気持ちになったんですよね。

無理のない範囲で、自分なりに職場の人間関係を楽しむ工夫を取り入れてみましょう。

ジョブ・クラフティングは1記事分使うレベルの内容なので今回はここまでにしますが、過去の記事でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

まとめ:月曜日の仕事が憂鬱でお悩みのあなたへのプレゼント!

今回の記事では、月曜日が憂鬱と悩むあなたに向けて、臨床心理士ならではの視点をもとに「月曜日の憂鬱を乗り越える7つのコツ」をご紹介しました。

記事の内容を1つでも実践してみて、少しでも生活に役立てていただけたら嬉しいなと切に願います。

今回の記事でご紹介した内容を「歌詞」に盛り込んで曲を作りました!音楽の趣味が高じて、ついにメンタルヘルスに関する曲を作ってしまったのです…!

どうせならみなさんの「役に立つ曲」をつくりたいと思った結果、記事の内容をおさらいできるような曲を作るアイデアを思いつきました。

聴き流すだけで、心理学やメンタルヘルスに関する知識を自分の中に定着させていけます。

電車の中などで曲を聴けば、記事でご紹介した内容をおさらいできるので、ぜひ活用していただけたら嬉しいです。

曲名は「Happy Blue Monday」。

憂鬱な月曜日を、とっておきのアイデアで一緒に乗り切ろう!」という想いを曲にしてみました。

以下のYouTube動画で視聴できるので、ぜひ復習に使ってくださいね♪