- 20代で仕事に自信が持てないのってやばいのかな?
- 仕事に自信が持てず、会社へ行きたくない…。
仕事に自信が持てないと、毎日会社に行くのが辛いですよね…。
本記事では、20代の方に向けて、仕事に自信が持てない理由や対処法について解説しました。
筆者は臨床心理士なので、心理学的な視点も交えながら解説していきます。
今の時点で仕事に自信が持てなくても、考え方や行動を変えることで、少しずつ現状を改善していくことができます。
記事を読むことで、自分らしく生き生きと働くヒントが得られるでしょう。
20代は仕事に自信が持てなくて当たり前?

「マイナビ転職」が2021年に行ったインターネット調査によると、20代の方が仕事に自信を持てているかについて、以下のような結果になっています。
- 仕事に自信がある20代:31.4%
- 仕事に自信がない20代:68.6%
調査の結果から、7割近くの20代が仕事に自信を持てていないことが分かりますね。
20代は業務経験が豊富ではないため、仕事に自信が持てないのは当たり前という見方もできると思います。
「自分だけではない」という気持ちで、以下の内容を読んでもらえると嬉しいなと思います。
仕事に自信が持てない20代の声をまとめてみた

仕事に自信が持てず「つらい…」と思っている20代の方は多くいるようです。
X(旧Twitter)にて上がっている20代の声を集めてみたので、参考にしてみてください。
何をしても溜息をつかれては叱られるので自信がなくなってしまいました (20代)
引用:X(旧Twitter)
信用してた上司が退職して新しい人来たけど一緒にやっていける気がしない。上層部もおかしい人ばっかりだし、毎日しんどい。もっと近くの人が自分を評価してほしい。
まーろ (20代)
引用:X(旧Twitter)
朝がきつい。友達が社長の会社ではうまくいかない。
A (20代)
引用:X(旧Twitter)
何度も同じミスで怒られ、コミュニケーション能力も低いため、嘘つき呼ばわりされてます。本日もう面倒見るのやめると言われ、自分の中でこの仕事ほんと向いてないんだなと感じました。
かず (20代)
引用:X(旧Twitter)
どれだけ気をつけていても細かいミスをしてしまって上司に呆れられてやはり自分にはこの仕事は向いていないのではと思い落ち込みます。もう辞めたいです。
ひ (20代)
引用:X(旧Twitter)
上司には、この仕事向いてると思うよと言われたけど、全く向いてないと思う。
長時間労働、高いお金を払ってもらっているので顧客からの高い期待値、それを超えなければならないプレッシャー、成果物の高クオリティ、常に求められる示唆のある会話。
シゴデキに囲まれた無能な私は怒られてばかり。辛い
引用:X(旧Twitter)
労働時間が長い。自分が大事にしてるもの(ネイルや服装)を犠牲にして働かなければならないのに安月給。精神的に疲弊し体調を崩しやすくなった。過密スケジュールで古雑巾扱い。
てんちゃん (20代)
引用:X(旧Twitter)
自分の能力が低く他の人より仕事が出来ない上、会社が従業員の多能工化を推奨しているため、1~2年くらい仕事をしたら部署異動させられるので、体と心が追いつかず仕事が嫌になっており最近休みがちです。
名無しさん (20代)
引用:X(旧Twitter)
お互い嫌いな同期がいて仕事がしづらい
名無しさん (20代)
引用:X(旧Twitter)
次々に仕事が入るので休む暇が無い。上司の顔色うかがいながら仕事するのが辛い。
けーさん (20代)
引用:X(旧Twitter)
X(旧Twitter)にて仕事に自信を持つことに難しさを感じている20代の方のつぶやきを概観すると、以下のような悩みを持つ方が多いようです。
- 上司に叱られてつらい
- なかなか評価してもらえない
- 何度も同じミスをして怒られてしまう
- 求められる水準が高くてつらい
- プライベートを犠牲にして働くのがつらい
- 自分の能力に自信が持てない
- 苦手な人が職場にいてつらい
自分の能力に自信が持てないうえ、周囲からの期待値が高くて悩む方も多いことがうかがえますね。
まずは、「このような悩みを抱えているのは自分だけじゃない。似ている悩みを持った仲間がたくさんいるんだ」と思って、以下の内容を読んでみてください。
20代が仕事に自信を持てない本質的な理由5つ

20代が仕事に自信を持てるようになるためには、まず「自信を持てない理由」を把握するのが重要です。
なかでも、以下に記載した「5つの本質的な理由」を知るのが重要です。
- 仕事へのモチベーションが低いから
- 今の仕事に興味がないから
- 仕事中に萎縮しすぎてしまうから
- 「自分と違う強みを持つ人」と比較するから
- ネガティブなことを言われたことがあるから
本記事の筆者は臨床心理士なので、心理学的な知見も活かした解説をしています。
仕事へのモチベーションが低いから
ハタラクティブが発行している「若者しごと白書2024」によると、20代の正社員が仕事で大切にしている価値観の順位は以下のようになっています。
- プライベートを大切に働けること:37.7%
- 人間関係の良い職場環境で働けること:14.8%
- 自分らしい生活ができること:14.4%
(3位以降の結果は割愛)
「プライベートを大切に働けること」「自分らしい生活ができること」など、仕事よりも私生活を大切にしたい価値観を持つ20代が多いと分かりますね。
そもそも仕事よりもプライベートを優先している方が多く、自ずと仕事へのモチベーションは低めとなります。
結果として、仕事で思うようにパフォーマンスや成果を出せず、「自信が持てない」につながってしまっている可能性が高いと言えるでしょう。
引用:若者しごと白書2024|ハタラクティブ
今の仕事に興味がないから
自分にとって興味のある仕事をしていれば、自然とモチベーションが高まり、自然とスキルアップしていくはずです。
しかし、多くの20代は「とりあえず生きていくために」「周りに置いていかれないために」仕事をしており、仕事への興味はあまりない方が多いのではないでしょうか。
一方で、「若者しごと白書」の調査結果によると、20代の正社員が仕事に満足していない理由として以下のようなものがあります。
- 給与:男性27.3%・女性41.0%
- 仕事におもしろみを感じない:男性24.8%・女性16.5%
(2位以降は割愛)
男女ともに、「仕事におもしろみを感じない」をあげている割合が2位となっていますね。
自分にとって興味のない仕事をしていることからパフォーマンスを高めることが難しく、自信を失ってしまう方が多いと予測できます。
引用:若者しごと白書2024|ハタラクティブ
仕事中に萎縮しすぎてしまうから
20代のうちは単純に仕事経験の「量」が、他の年代と比べて少ないです。
- 経験したことない環境
- 経験したことない業務
上記に向き合う中で、失敗したり、叱られてしまったりすることもあるでしょう。
しかし、「失敗の受けとめ方」には個人差があります。
失敗しても前向きにとらえて次につなげる方もいれば、いつまでも失敗したことや叱られたことについてネガティブに考え続け、過度に萎縮しながら仕事をするルートにはまってしまう方もいます。
職場で萎縮しすぎると、脳がエネルギーを持っていかれてしまい、仕事を覚えにくくなったり、ケアレスミスが多くなったりすることがあります。
結果として、「萎縮する→失敗する→自信を失う→更に萎縮する・・」の悪循環にはまってしまうわけですね。
「仕事が覚えられないこと」と「萎縮」の関係については過去の記事でも解説しているので、読んでみてください。
「自分と違う強みを持つ人」と比較するから
人にはそれぞれ、異なる「強み」と「弱み」があります。
例えば、以下のような「強み」を持つ方が職場にいるとしましょう。
- 社交的で誰とでも仲良くなれる営業職の同期
対して、自分の「強み」は以下のようなものだとします。
- 事務作業を淡々とこなすこと
上記の場合、「社交的で誰とでも仲良くなれる営業職の同期」と比較する限り、自信を失い続けることになるでしょう。
自分とは異なる「強み」を持つ方と比較しているからです。
また、本来淡々と作業をこなすのが好きなのに、営業職に就いていることもミスマッチを生んでいます。
大切なのは「自分の強み」を認識し、それを活かせる環境に身を置くことと言えますね。
ネガティブなことを言われたことがあるから
上司や先輩、同僚などから自分の仕事についてネガティブなことを言われた経験があると、それが「トラウマ」になってしまうことがあります。
「自分は仕事ができない」と思い込んでしまうわけですね。
しかし、20代のうちは仕事経験そのものが浅いので、実際は「どの仕事が得意なのかまだ分からない状態」です。
例えば、経験が浅くまだ「可能性を模索している段階」にいる20代に対して「仕事できないね」などの言葉をかける場合、その方の品性やコミュニケーションに問題があると思いませんか?
もし職場でひどいことを言われても、「自分は仕事ができない」と「自分全体」に対する結論を下してしまう必要はないのです。
「今回のミス」に対して、1つ1つ対策を立てていけば良いわけですね。
20代が仕事に自信をもてるようになるための8つの方法

仕事に自信が持てない本質的な理由が分かったところで、次に「仕事に自信を持てるようになる方法」を解説していきます。
読んでみて「自分に合うかもしれない」と思ったものから試してみていただくのがおすすめです。
自分の強みを活かす方向に考える
仕事に自信を持てるようになるためには、とにかく「自分の強み」を活かす方向に思考をシフトさせるのがおすすめです。
「強み」というと「他者と比較して秀でている能力」と思いがちですが、「自分の中でやっていてストレスを感じないこと」という認識でokです。
例えば、以下のような例が考えられますね。
- マニュアル通りに業務をこなすのは得意なほう
- 文章を書くことには抵抗がない
- 1対1での会話はストレスを感じない
- マルチタスクは苦手だがシングルタスクは得意
まずは、今の職場の中で強みを活かせないか考えてみましょう。
もし転職を考えている場合でも、まずはある程度今の職場の中で「強みの刃」を磨いておき、最終的にはその強みがダイレクトに活かせる職場への転職を考えるのが効率的です。
筆者が運営しているカウンセリングルームである「心理相談室Happy Feeling」では、自分の強みを見つけ、それを活かして理想のキャリアを手に入れるまでの過程をカウンセラーが二人三脚でサポートするサービスを提供しています。
ご興味がある方は、以下の記事を読んでみてください。
また、自分で「強み」を見つけたい方は過去の記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
興味のある業界に思い切って転職する
20代であれば、未経験業界であっても将来性に期待して雇ってもらえる可能性が高いです。
- 今の仕事に興味がなくてやる気が出ない→パフォーマンスを発揮できない→自信が持てない
上記の悪循環にはまっている場合は、固定観念を捨てて、とにかくやってみたい業界への転職がおすすめです。
自分がやってみたい仕事をすることで、以下の好循環を作り出すことができます。
- 仕事に興味があるので頑張る→パフォーマンスを発揮できる→仕事に自信が持てる
どうせ今の職場の中で自分が「生き生きしている」と感じないのであれば、未経験業界にチャレンジして失敗しても良いのではないでしょうか。
20代のうちに未経験業界にチャレンジして失敗したとしても、それは「経験値」になり、他の仕事にも活きてきます。
具体的な目標を決める
仕事で自信を持てるようになるには、「目標設定」が重要です。
「若者しごと白書2024」の調査結果では、仕事に自信がある30代以降のビジネスパーソンの多くが「自力で目標を達成すること」を重視していると分かっています。
対して、仕事に自信を持てていない20代は「上司に褒められること」を重視している結果となっていました。
これは、自分軸で仕事をしているのか、他人軸で仕事をしているのかの違いと見ることもできますね。
- 自分で目標を立てる→自分軸で仕事ができる→自信が持てる
目標設定を行うことで、上記の好循環を作り出すことができます。
まずは1つ、「小さな目標」を今の仕事の中で立ててみるのがおすすめです。
引用:若者しごと白書2024|ハタラクティブ
「ジョブクラフティング」を実践する
ジョブクラフティングはビジネス界やポジティブ心理学にて注目されている概念で、「自分が楽しめるように仕事を作り変えていくこと」を示しています。
例えば、以下のようなジョブクラフティングが考えられるでしょう。
- ゲーム感覚で「より早く業務を終わらせる方法」を考える
- 取引先との交渉を「コミュニケーションのトレーニング」と捉える
- 業務の順番を変えて、よりパフォーマンスが発揮されやすいようにする
ジョブクラフティングの実践により、業務を主体的に楽しめるようになります。
「楽しむ」というポジティブ感情には「ネガティブ感情を打ち消す効果」があるとポジティブ心理学の中では言われています。
ジョブクラフティングについては過去の記事でも詳しく解説しているので、興味がある方は読んでみてください。
「できていること」に目を向ける
日々業務を行う中で、「できていないこと」「ミスしてしまったこと」ばかりに目が向いてしまうことはないでしょうか?
しかし、実際は、多くの「できていること」もあると思います。
仕事においては「できていること=当然」「できていないこと=問題」とみなされることが多いので、自然と「できていること」には意識が向かなくなってしまうわけですね。
しかし、長期的に見ると、「できていること」をしっかり自分で褒めてあげたほうが、仕事へのモチベーションが上がり、スキルも高めやすくなります。
おすすめなのは、今日1日の中で「できたこと」「頑張ったこと」をこっそりメモに書き出すことです。
例えば、以下のようになるでしょう。
- 取引先への営業は緊張したけど、準備をしてから臨めた
- 期限より少し早めに報告書を提出できた
- 仕事に行きたくないけど、今日も出社した・・!
どんなに小さなことでも良いので、自分で自分を褒める癖をつけるのがおすすめです。
仕事ができる人の真似をする
周囲に仕事がよくできる優秀な方がいるとしたら、その方のことは「比較の対象」ではなく「モデリングの対象」と考えてみましょう。
「モデリング」は心理学の中でもよく出てくるキーワードであり、他者の行動を観察することで、自分の行動として取り入れる過程を示しています。
効率よく仕事をこなしている方をよく観察し、まずは全く同じように真似をしてみましょう。
すると、少しずつ自分のスキルになっていき、最終的には自分も「仕事ができる人」になっているわけですね。
多くの芸術家やスポーツ選手は、この「モデリング」を活用して素晴らしい実績を残しています。
ミスをしてしまったら、再発予防策を書き出す
ミスをしてしまった場合は、「再発予防策」を具体的に書き出すのがおすすめです。
自分を責める必要性は、一切ありません。
仕事においては、自分を責めることではなく、「予防策を立てること=誠意」になります。
ここで注意したいのが、「次回から気をつけよう」というのは精神論であり、改善策ではないということですね。
ミスをしてしまったら、すぐにPCのメモ機能やワードを開き、「具体的な再発予防策」を書き出してみてください。
再発予防策をまとめておけるとベストですね。
書き出すことにより記憶に残るとともに、いつでも策を取り出せるので、ミスを減らすことができます。
ミスの1つ1つを「成長のきっかけ」と捉えることができるようになるので、精神的にも自分を責めることが少なくなります。
分からないことはすぐに聞く
仕事で分からないことをそのままにしておくと、何より自分自身が不安を感じながら仕事をすることになってしまいます。
「分からないこと」が積もり積もって、「仕事に自信が持てない」に繋がってしまうのです。
しかし、分からないことを聞くのは勇気がいりますよね。
- 上司が忙しそうで声をかけにくい
- 「こんなことも把握していないのか」と思われそう
上記のような思考が、より一層「聞くこと」のハードルを上げてしまいます。
おすすめなのは、「自分をロボットだと思うこと」です。
人としての感情を持つと、「恥ずかしい」「こんなこと聞いて良いのかな」などと考え、業務が回りづらくなってしまいます。
自分を「業務進行ロボット」だと思うことで、必要なことならすぐに聞く、という選択を自然と行えるようになるわけですね。
仕事に自信が持てない20代におすすめの3つのマインドセット

本記事では、仕事に自信が持てない20代におすすめの対処法を解説してきていますが、以下に示す4つのマインドセットを意識することで、全体的な相乗効果が期待できます。
- 自分は仕事ができると思い込む
- 小さな目標を達成していく
- 小さな成長を楽しむ
- アウトプットを意識する
それぞれ、詳しく解説していきますね。
自分は仕事ができると思い込む
20代が仕事に自信を持てない場合、以下のように考える方が多いのではないでしょうか?
- 仕事が満足にできていない→仕事に自信を持てない
しかし、実際は「自分は仕事ができない」と思い込むことにより萎縮してしまい、本来のパフォーマンスが発揮できていない可能性があるのです。
発想の転換をして、「自分は仕事ができる」と思い込んで業務にあたってみましょう。
実際にできるかどうかは別として、「自分はできる!」と思うことにより、実際にパフォーマンスを発揮しやすくなるのです。
- 自分は仕事ができると思う→パフォーマンスを発揮できる→自信が持てるようになる
上記の好循環を作ってみましょう。
小さな目標を達成していく
仕事に自信を持つためには、何か大きな目標を達成する必要があると思いますよね。
しかし実際は、大きな目標は滅多に達成することがないので、日々の業務の中で達成感を抱きにくくなってしまいます。
- 小さな目標を立てる→達成する
上記のプロセスを経ることにより、達成感をたくさん感じながら成長していくことができます。
心理学では上記のようなプロセスのことを「スモールステップ」と呼んでおり、できることを増やしていく際にはとても重要な視点であるとされています。
アウトプットを意識する
アウトプットを意識することで、業務を効率的に回しやすくなります。
代表的なアウトプットは、以下の2つです。
- 話す
- 書く
例えば、分からないことがあればすぐに聞くのもアウトプットですね。
その他にも、業務効率化のためのアイデアが浮かんだら周囲に話してみたり、アイデアを書面にして提示することで説得力を持たせやすくなります。
そして、アウトプットしたことは、自分の実績になっていきます。
どんなに優れたアイデアを持っていても、アウトプットしなければ周囲に伝わらず、評価や実績にはつながりにくくなってしまうのです。
「書き出す」ということを行えば、業務の内容や気づいたことをとっておけるので、自分のスキルセットとして次の職場でも活用することができるでしょう。
20代が転職したほうが良いか否かの判断枠

本記事を読む中で、「自分は転職したほうが良いのかなぁ?」と悩ましく感じた方もいるのではないでしょうか。
以下には、転職をしたほうが良い場合と、転職はせずに今の職場に身を置いたほうが良い場合の判断枠を記載したので、参考にしてみてください。
転職をしたほうが良い場合
転職をしたほうが良いのは、以下の3つに該当する場合です。
- 自分の「強み」を活かしにくい仕事をしている
- 職場環境が劣悪でメンタルがつらい
- 興味を持てない仕事をしている
以下に詳しく解説していきますね。
自分の「強み」を活かしにくい仕事をしている
仕事で自分の「強み」を活かすことには、以下に示す2つのメリットがあります。
- 成果が出やすくなる
- 働いていて楽しい
強みを活かせる仕事を行うことは、「高速道路に乗る」ようなものです。
より早くスキルを高め、目標を達成しやすくなります。
自分でも「できている」という実感を持ちやすくなるので、社会に貢献している感覚を抱きやすくなり、何より楽しいわけですね。
強みを活かせない職場にいる場合、20代なら尚更、強みを活かせる職場に転職する価値は高いと言えます。
職場環境が劣悪でメンタルがつらい
職場環境が劣悪でメンタルが疲弊している場合、なるべく早く転職するのがおすすめです。
理由を以下に記載しました。
- 業務効率が落ちるから
- 自分が「ネガティブな変化」をしてしまう可能性があるから
心理的な安全感が低い職場で働くと、本来のパフォーマンスを発揮しにくくなってしまいます。
また、深刻なのが「自分がネガティブな変化をしてしまう可能性」です。
人間は良くも悪くも環境に影響を受ける生き物なので、人間関係が劣悪な職場に身を置くことで、無意識に周りにいる人たちの思考や行動を自分自身に取り入れてしまう可能性があります。
今いる職場に適応できたとしても、引き換えに本来自分が持っていた素直さや優しさを失ってしまう可能性があるわけですね。
また、ネガティブに考える傾向や萎縮してしまう傾向が「習慣」となってしまい、より長期的なメンタルヘルス上の問題を抱えてしまうことがあるのです。
興味を持てない仕事をしている
興味が持てない仕事をしていると、以下に示す悪循環を招いてしまう恐れがあります。
- 興味がないので仕事を頑張れない→スキルが上がっていかない
興味があるからといって頑張れるとは限らないかもしれませんが、少なくとも興味がある仕事をしていたほうが、情熱を持って業務に取り組める確率は高いのではないでしょうか。
- 興味がある仕事をする→頑張ってスキルを身につける→自然と自信がわく
上記の好循環へと切り替えるため、なるべく早い段階で「興味がある業界」への転職を考えるのがおすすめです。
転職をしないほうが良い場合
今すぐに転職はせず、もう少し今の職場で粘ったほうが良いのは以下のケースです。
- 仕事に興味はあるが自信が持てない
- 職場環境は良いが成果が出せない
- 今の職場の中で強みを活かせる余地がある
以下に、詳しく解説していきます。
仕事に興味はあるが自信が持てない
自分にとって興味のある仕事に就けたものの、成果が出ずに自信を失っている場合は、もう少し今の職場で粘ったほうが良いでしょう。
なぜなら、今自分がいる「環境」は間違っていないからです。
他の環境へ行っても同じように、ネガティブ思考に支配されてしまう可能性があります。
大切なのは、自分自身に課すハードルを下げ、小さな成功を楽しむようにすることです。
小さな成功を達成していく過程の中で、少しずつ成果を出せるようになり、「今の職場に残って良かった!」と思える瞬間が訪れるかもしれません。
職場環境は良いが成果が出せない
職場の人間関係は良いものの、思うように成果が出せない場合も、今すぐの転職はおすすめできません。
職場で安心して働けることによりパフォーマンスも発揮しやすいので、今いる職場は特別な場所です。
きっと、自分自身が自分を認められないことが、問題の本質なのではないでしょうか。
ネガティブ思考により苦しんでいる場合、原因は「自分の中」にあるので、転職をしても同じ悩みを持ち続けてしまう可能性があります。
柔軟な思考を身につけていくことが重要と言えますね。
今の職場の中で強みを活かせる余地がある
業務への取り組み方に変化を加えることで強みを活かせそうな場合も、今の職場の中でもう少し粘ってみるのがおすすめです。
とくにおすすめなのが「ジョブクラフティング」です。
現在の業務を細かく書き出し、自分の強みをより活かせる方法はないか考えてみましょう。
「業務の中で強みを活かすコツ」をつかめば、次の職場でもそれを活かすことができます。
過去の記事ではジョブクラフティングのやり方について詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
仕事に自信が持てなくてつらい20代におすすめのツール
20代は業務経験も他の年代と比べて少なく、「仕事に自信が持てない」悩みを持つ方が多いと言えます。
ただ、20代のうちに「ネガティブに考える癖」を育てすぎてしまうと、より長期的にメンタルヘルスが悪化し、自分に自信が持てない状態がずっと続いてしまう恐れがあります。
「自尊心を失ってしまうこと」は、仕事ができないことよりも、本当はずっと深刻な問題なわけですね。
おすすめなのは、日々の自分の思考や感情を記録し、ネガティブになりすぎてしまう場合には「考え方をとらえ直す」練習をしていくことです。
筆者が専門にしている認知行動療法を活用することで、思考や行動の柔軟性を高めていくことができます。
【Awarefy】と呼ばれる認知行動療法に基づくアプリを活用することで、自分自身への気付きを増やし、より柔軟な考え方、思考との付き合い方を身につけることができます。
また、メンタル面のセルフケアを実践できるその他のアプリについても過去の記事で解説しているので、興味がある方は読んでみてください。
まとめ:仕事に自信が持てない20代はスモールステップを意識しましょう

今回の記事では、仕事に自信が持てない20代の方に向けて、自信が持てない理由や具体的な対処法について解説しました。
最後にお伝えしたいのが、「スモールステップ」の大切さです。
記事で紹介した対処法の実践も含めて、「少しずつで良い」ということを意識してみてください。
小さな変化を繰り返すことで、着実に成長していくことができます。
