【初心者必見!】心理カウンセラーとして独立開業したい方に、最初に知っていただきたいこと

心理学

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この記事を読んでくださっている皆さんは、心理カウンセラーとして独立開業することに興味を持っているのではないかと思います。

実は、心理カウンセラーとして独立開業することはさほど難しいことではありません。記事の中では、その理由や、具体的な開業手順などについて詳しく解説していきたいと思います。読み終わる頃には、心理カウンセラーとして独立開業する際の全体像が理解できるようになっているでしょう。

1. 心理カウンセラーとして開業するのは難しいことじゃない!

心理カウンセラーとして独立開業することは、決して難しいことではありません。その2つの理由を、以下で解説していきます。

理由①: 特別な資格を必要としないから

「心理カウンセラー」という職業は、資格がなくても名乗ることができます。公認心理士や臨床心理士などの専門資格を持っていることにより信頼性に繋がることは確かですが、なくても心理カウンセリングの開業をすることは違法ではないのです。そして、大きな売り上げを上げている心理カウンセラーの多くは、公認心理士や臨床心理士ではありません。

理由②: 初期費用がほとんどかからないから

例えば、飲食店を構える場合は、お店を建て、食材を仕入れる時点でお金がかかります。お客さんがたくさん来て売り上げがあれば良いですが、もしお客さんが来なければ、常にマイナスからのスタートとなります。

対してカウンセリングの場合は目に見えない価値を提供しているため、在庫を抱えるリスクがありません。オフィスを構える場合は家賃や通信費等がかかりますが、自宅や貸会議室を使う場合やオンラインで行う場合はほとんど費用がかかりません。在庫を抱えず、ノーリスク。身一つで行えるのがカウンセリングの魅力と言えるでしょう。

2. 心理カウンセラーの市場規模とこれから

心理カウンセラーの市場規模は、300〜350億円ほどと言われています。IT業界、不動産業界、医療業界などのすでにメジャーになっている業界の規模が数十兆円であることを考えると、まだまだ伸び代のある業界と言えます。因みに、カウンセリングと類似性のある占い業界の市場規模は約1兆円です。

新型コロナウイルスの影響により世間のオンライン化が進んだことは、カウンセリング業界に大きな変化をもたらしました。カウンセリングの敷居が低くなったのです。

例えば、オンラインカウンセリング業界の中で最大手と言われているcotreeというサービスでは、「カウンセリングが日常にある世の中へ」というミッションを掲げています。

これまでカウンセラーの元へ直接足を運ぶことに二の足を踏んでいた方々も、オンライン上で、尚且つ匿名であれば、気軽に相談できるようになりますよね。カウンセリング業界は、これから伸びる可能性があると言われています。

また、AIの発達により今後仕事の在り方が変わっていくと言われていますが、精神科医・心理カウンセラーなどの職種は残り続けると言われています。

3. 心理カウンセラーとして独立開業するうえで必要な資格やスキル

心理カウンセラーとして独立開業するうえで、必要な資格はとくにありません。心理カウンセラーは無資格でも名乗れる職業であるため、極端な話、今この瞬間から、あなたは「心理カウンセラーです」と名乗ることができるのです。

ただ、「クライエントの安心感」という観点から見た時に、何かしらの心理カウンセリングに関する資格を待っていると有利になるでしょう。あなたがいくら人の話を聞くのが上手でも、一度利用してもらわないと、そのことに気づいてもらえません。それに、心理カウンセリングに関する一定の知識を持っていた方が、自分自身も自信をもって話しを聞くことができると思いませんか? 更に、「〇〇心理療法を得意としています」「〇〇というお悩みを得意としています」という持ち味があると、更に利用してもらえる確率は高まります。

4. 開業までの7ステップ

ここでは、開業までの具体的なステップを7つに分けてご紹介していきます。

①心理カウンセリングを学ぶ

まずは、一定期間カウンセリングを学び、資格を取得してみることがおすすめです。講座を受講する中で、「自分はこんなカウンセリングをしたいな」というイメージを膨らませることもできると思うのです。心理学的な知識をインプットする中で、自分のカウンセリングアイデアを膨らませるのが、最も効率の良い方法だと思います。

②事業概要をまとめる

心理カウンセリングを学ぶと、心理学には色々な学派があることに気づくと思います。その中で、自分にとって最もしっくりときた学派はどのような学派だったでしょうか?

精神分析

認知行動療法

クライエント中心療法

ポジティブ心理学

交流分析

ゲシュタルト療法 など

これらの中から突き詰めて学びたいものを選び、それを自分の持ち味にするのがおすすめです。そして、学んだ心理学の技法と、自分がもともと持っている持ち味や経験を掛け合わせてみましょう。例えば、職場で自信を持てず、ずっと悩んできた方であれば、その経験と認知行動療法の知識を組み合わせて、「認知行動療法をもとに、自分の仕事に自信を持って充実して働くことをサポートするカウンセラー」と自らを位置付けてみるのはいかがでしょうか?

このようにして、アイデアや事業の具体的な方針などを可視化していきます。

③webサイトを作成する

事業アイデアがまとまってきたら、必ずwebサイトを作りましょう。なぜなら、クライエントはインターネットで心理カウンセリングを探すことが多いからです。多くの人は、人に言えない悩みを抱えている時は、ネットで検索しますよね?

また、webサイトがあれば、そのこと自体が信頼感につながりますし、カウンセリングの内容や料金について事前に確認していただき、安心してご予約いただくことに繋がります。

webサイトを作る際は、ワードプレスというホームページ制作ソフトがおすすめです。ワードプレスにはブログ記事をアップしていくことができるため、それが資産になっていきます。ブログでは広告収入などを見込むこともできますが、それ以上に、知識が蓄積されていくこと自体が資産となり、自らのサービスにいつでも還元することができるようになるのです。繰り返し情報提供を行なっていく中で、webサイトの検索順位が上がり、見つけてもらいやすくなるというのも利点です。

④開業届を提出する

事業概要がまとまり、webサイトができたら、開業届を税務署に提出しましょう。この作業自体にお金はかかりませんし、すぐに終わります。「心理カウンセラーとして開業する」という言葉を「開業届を提出すること」と定義するのであれば、1日で達成することができます。

⑤モニターを募集してカウンセリングを開始する

開業届を提出したら、自然にクライエントが来てくれるわけではありません。集客をしない限りは、事業として成立しないのです。また、実際にカウンセリングをしてみないと、自分が行なっているカウンセリングという名の「商品」をアップグレードしていくことができません。

そこで、最初は無料もしくは格安で、モニターとしてカウンセリングを受けていただける方を募集するのがおすすめです。

・知人の紹介

・SNSで知り合った人

などのある程度距離の近い方だと、お互いに安心ですね。最初から収益を出そうとするのではなく、まずはしっかりとカウンセリングという名の商品を誰かに提供し、ブラッシュアップしていきましょう。

⑥感想をwebサイトに掲載して更に集客する

モニターとしてカウンセリングを受けていただいた後は、感想を記載していただき、それをwebサイトに許可を取ったうえで掲載するのです。

カウンセリングを利用する方にとって、過去に受けた方の感想はとても大きな安心やモチベーションにつながります。

⑦クライエントとの関係を大切にし続ける

上記のようなプロセスを経ていく中で、新規顧客(クライエント)に利用していただけることになったとします。そこで、その方との関係をずっと大切にし続けましょう。1人との関係を心から大切にすることが、結局は事業の継続や自分自身のやりがい、質の高いカウンセリングに影響していきます。

5. カウンセリングの料金設定

国内の心理カウンセリングの相場は、60分8,000〜10,000円と言われています。また、一番安くても4,000円ほどです。

そして、カウンセリングの料金は、極力下げないようにしましょう。

例えば、8000円のカウンセリングを1日1件、合計20日間行ったとしたら、月収は16万円になります。これは、個人がギリギリ生活できる額でしょう。

しかし、カウンセリングの料金を4,000円に下げた場合、同じ件数でも月収は8万円になります。社会保険料や年金、生活費などの支出も含めると、カウンセリング1本で生活するのは現実的とは言えませんね。

カウンセリングの値段を下げるのではなく、「1時間に8,000円〜10,000円払ってでも受けたい!」と思ってもらえるカウンセリングを提供することが大切です。

6. カウンセリングを行う場所

カウンセリングを行う場所は、①テナントを借りる、②自宅、③貸し会議室、④オンライン、が考えられます。それぞれの特徴をお伝えしていきます。

①テナントを借りる

テナントを借りることで、実店舗を持つことになるため、信頼感が大幅に増します。実店舗があることにより実態が掴めるため、安心しますよね。また、webサイトに住所や地図を記載できるため、クライエントも場所を把握しやすくなります。しかし、売り上げがないうちにテナントを借りるのはリスクが高いです。なぜなら、家賃がかかるから。家賃以上の売り上げが出ない限り、常に赤字となります。

②自宅でカウンセリングを行う

自宅で行えば、普段払っている賃料と変わらないため安心です。経済的なメリットは大きいのですが、自宅の住所をwebサイトに掲載するのは安全面から見て疑問が残ります。また、クライエントから見ても、カウンセラーのお宅に上がるというというのは多少なりとも心理的抵抗が生まれる可能性があります。また、カウンセラーの同居人がいる場合、プライバシーの面で疑問が残ります。

③貸し会議室を利用する

貸し会議室を利用すれば、賃料がかかるのはカウンセリングを行う時間だけになるので負担は大幅に減ります。また、プライバシーの面でも安心ですね。クライエントにとってアクセスしやすい貸し会議室を予約することで、利用の敷居を低くできるというメリットもあります。ただ、webサイトにカウンセリングを行う場所を明示することができないので、クライエントから見た安心感は減ってしまうかもしれません。

④オンラインでカウンセリングを行う

オンラインであれば場所を取らないので、いつでもどこでもカウンセリングを行うことができます。クライエントにとっても、直接足を運ぶ必要がないので安心感があります。カウンセラーは、オンラインカウンセリングを行う場合の手順等をしっかりと明示しておく必要があります。

結論

最初は、貸し会議室での対面カウンセリングとオンラインカウンセリングを併用していくのが良いと思います。売り上げが安定してきて、家賃を払っても十分な利益を見込めるようになったら、テナントを借りて実店舗を持つのがベストでしょう。

7. 独立開業のメリット・デメリット

心理カウンセラーとして独立開業する際のメリットとデメリットをお伝えしていきます。

メリット

・自分の思い描くカウンセリングを実践できる

・精神的に自由

・収入に限界がない

・時間を自分で選べる

これは心理カウンセラーの開業に限ったことではないかもしれませんが、独立開業することによって、自分自身が思い描くビジネスを追求していくことができます。また、雇用される場合、カウンセラーの年収はだいたい決まってしまいます。独立開業する場合は、結果次第になります。

デメリット

・事務作業や経理など、すべて自分でやる必要がある

・安定した収入は保証されない

・税金関係もすべて自分で払う

・集客やマーケティングについて学ぶ必要がある

個人的には、事務作業や経理に関しては雇用されても行う方もいると思うので、必ずしも開業する場合に限ったデメリットではないようにも感じます。マーケティングの勉強だって、雇用されている身だとしても学んで損はないですよね。1番は、収益が安定する保証がないことだと思います。会社に勤めていれば、固定された月給が必ず支払われます。個人開業の場合はそれが保証されないので、いつも不安と隣り合わせです。僕の家族にはなぜか経営者が多いのですが、いつもお金のことを心配している印象があります。

これに関しては、最初は副業から始めるのもおすすめです。自分のカウンセリングオフィスを構えつつ、非常勤で雇用されることにより、金銭的な安心感が増すだけでなく、経験が相乗効果を生むこともあります。

8. 集客と信頼関係が命

今回の記事では、心理カウンセラーとして開業する際の基本的な知識やメリット・デメリットなどについて解説させていただきました。僕がお伝えしたいことをまとめると、以下の2点になります。

・心理カウンセラーとして開業すること自体は最短1日で出来る。

・集客が難しい。

そう、実は「開業」が難しいのではなく、カウンセリングを利用していただくことが難しいのです。しかし、可能性があるというのも事実だと思います。まずは、1人のクライエントと出会うこと、そしてそのクライエントを大切にすること。それを心に刻んでおきたいと思います。