- 就労移行支援事業所では昼食提供されるの?
- 昼食代を抑えて就労移行支援に通う方法は?
- 無料で昼食を提供してくれる事業所があるって本当?
本記事では、上記のような疑問にお応えしています。
就労移行支援の利用を希望している方にとって、昼食はどのように摂るのか、どのくらいのお金がかかるのかは気になる情報ではないでしょうか。
本記事では、就労移行支援事業所の昼食事情や昼食にかかるお金、そして昼食提供を行っているおすすめ就労移行支援事業所をまとめてみました。
記事を読むことで、就労移行支援事業所ではどのように昼食を摂るのか詳しく知れるとともに、より料金を抑えて就労移行支援事業所に通う方法も知ることができます。
また、この記事を書いている私自身が就労移行支援事業所の支援員なので、より実態に基づいた情報を得られるでしょう。
就労移行支援事業所の昼食事情

結論からお伝えすると、就労移行支援での昼食事情には以下のようなパターンがあります。
- 就労移行支援事業所で提供される昼食を食べる
- 自分で昼食を用意して持っていく
- 近くにあるお店等で外食する
1つ1つ解説していきますね。
就労移行支援事業所で提供される昼食を食べる
データによると、約60.7%の就労移行支援事業所で昼食の提供を行っています。
半数以上の就労移行支援では、自分でランチを用意しなくても事業所で提供してくれるわけですね。
メニューは事業所によって様々ですが、主に以下のようなパターンがあります。
- 外注したお弁当を事業所内で温めて(調理)して提供
- 事業所内で調理スタッフが作ったものを提供
国からの基準で栄養バランスを意識した献立を提供することになっているため、管理栄養士が監修しているお弁当を提供するなど、健康面もしっかり配慮されているのが特徴です。
引用:厚生労働省平成30年度障害者総合福祉推進事業「食事提供加算等に関する実態調査報告書」
自分で昼食を用意して持っていく
昼食提供を行っていない就労移行支援事業所に通う場合、昼食は自分で用意して持っていく必要があります。
- 自宅からお弁当などを持っていく
- コンビニ等で購入する
例えば、上記のようなパターンがありますね。
自分で昼食を用意する場合、昼食代は完全に自己負担となり、栄養バランスも自ら考える必要があります。
近くにあるお店等で外食する
ほとんどの就労移行支援事業所ではお昼休みが1時間設けられています。
1時間のお昼休みの間は外出OKである事業所がほとんどなので、近くのお店等で外食するのも選択肢の1つでしょう。
ただし、毎日外食するとなるとそれなりに料金もかさむので、経済的な負担については検討する必要がありそうですね。
就労移行支援事業所の昼食にかかる料金

就労移行支援での昼食には主に3つのパターンがあることは上記でお伝えしましたね。
それぞれのパターンについて料金の目安を表で記載したので、参考にしてみてください。
| 就労移行支援事業所で提供される昼食を食べる | 0円〜500円ほど |
| 自分で昼食を用意して持っていく | 100円〜1,000円ほど |
| 近くにあるお店等で外食する | 500円〜1,500円ほど |
上記それぞれについて、以下に詳しく解説していきます。
就労移行支援事業所で提供される昼食を食べる場合にかかるお金
就労移行支援によっては食事提供を無料で行っている事業所があり、その場合、昼食代は一切かかりません。
昼食提供が有料である場合も、利用者さんに請求できるのは昼食の材料費のみという決まりがあるので、100円〜500円ほどと比較的安価になるでしょう。
さらに、前年度の世帯収入が600万円以下である場合は昼食料金が1/2〜1/3になる制度があり、多くの方はお金がかかったとしても100円〜300円ほどで食事を提供されています。
昼食代は毎日発生するものなので、「節約しながら就労移行支援を利用したい」と思っている方にとって「事業所での食事提供があるか」は重要なポイントと言えそうですね。
自分で昼食を用意して持っていく場合にかかるお金
自宅からお弁当を持参したり、コンビニで購入した食事を持参したりする場合、1日あたりにかかるお金は100円〜1,000円ほどになるでしょう。
自宅からお弁当を持参したほうが節約にはなりますが、それでも材料費はかかってしまいますよね。
また、最近はコンビニの商品も料金が上がり、例えば以下のような買い物をしたら簡単に1,000円くらいは使ってしまいます。
- おにぎり
- サンドイッチ
- サラダ
- お茶
サラダだけでも300円以上するものもザラにありますからね…。
近くにあるお店等で外食する場合にかかるお金
就労移行支援事業所の近くにある外食できるお店がどのようなお店なのかにもよりますが、一般的に外食すると500円〜1,500円ほどはかかりますよね。
また、カロリーや栄養バランスという観点からも、「毎日外食すること」に対して抵抗感を抱く方も多いのではないでしょうか。
「経済的負担」という観点のほかに、「栄養バランス」という観点も重要視する必要があるのです。
例えば適応障害やうつ病などを理由に退職または休職されており就労移行支援を利用されている方にとって、症状の安定という意味でも食生活が非常に重要な意味を持ちます。
昼食提供を無料で行っているおすすめ就労移行支援事業所3選!

本記事を読む中で、事業所内で昼食提供を行っており、なおかつ無料で提供している就労移行支援事業所のメリットが非常に大きいことが分かったのではないでしょうか。
また、昼食を無料で行っているだけでなく、「事業所のプログラム内容や雰囲気が自分に合っているのか」という観点も大切ですね。
以下には、無料で昼食提供しており、プログラム内容も現役就労支援員から見て「優れている」と感じる就労移行支援事業所を紹介してみました。
昼食無料のおすすめ就労移行支援①:Cocorport(ココルポート)
就労移行支援のCocorportは、累計就職者数4,200名以上・就労後の職場定着率90%を誇る、非常に実績の高い業界大手の就労移行支援事業所です。
全国に76事業所も展開しているので、通える範囲にココルポートの事業所がある可能性も高いでしょう。
ココルポートでは「ランチ応援制度」を行っており、昼食を無料で提供してもらえます。
また、なんと「交通費応援制度」も設けていることから、交通費も一切かかりません。
プログラム内容は555種類と、業界内でもトップクラスのプログラム数を誇っています。
とくにPCスキルや事務職に必要なスキルの獲得、障害理解やストレス対処などのプログラムが充実しているのも特徴ですね。
大手企業との取引も豊富なので、「大手企業×事務職」での就職を目指したい方にもおすすめです。
昼食無料のおすすめ就労移行支援②:ニューロリワーク
ニューロリワークは、東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・福岡に合計16事業所展開している就労移行支援事業所です。
脳科学者が監修したプログラムによる、生活習慣の改善・維持を重視した支援システムには定評があります。
ニューロリワークでは昼食を無料で提供しているので、昼食代を節約しながら通うことが可能です。
生活習慣を改善したいと考えている方にはとくにおすすめの就労移行支援事業所なので、お近くの事業所にお問い合わせしてみるのもおすすめです。
昼食提供しているおすすめ就労移行支援③:ウェルビー
ウェルビーは、全国に2024年8月時点で114事業所展開している、業界大手の就労移行支援事業所です。
累計就職者数は7,491名(2024年8月現在)と、非常に高い実績を持っていることが分かります。
ウェルビーでは、自己負担分に含まれるケースはあるものの、ご希望のある方に昼食を提供しており、ヘルシーなメニューには定評があります。
プログラム内容としては、以下のような段階を踏みながら、就職に向けて準備を行います。
- 土台となる力
- 仕事のスキル
- ベーシックトレーニング
- オフィスワークシミュレーション
働くための基礎的な力を身につけるところからはじめ、徐々に事務職を中心としたPC業務や事務作業に関する実践的な力を身につけていけるよう工夫されています。
とくに「社会人経験が少なく、これから働くスキルを身につけたい」という方は検討してみると良いでしょう。
就労移行支援の昼食に関するよくある質問

最後に、就労移行支援の昼食に関するよくある質問をまとめてみました。
事業所によって提供している昼食や決まりに違いはありますが、傾向として把握しておくと良いでしょう。
就労移行支援事業所で提供される昼食はどんなメニュー?
どのような昼食が提供されるかですが、就労移行支援事業所によって、以下2つのパターンが考えられます。
- 事業所内で調理員さんが一から作った料理を提供
- 外注したお弁当を調理員さんが調理して(温めて)提供
とくに多いのが後者であり、管理栄養士が監修している冷凍式のお弁当を、事業所内で調理員(多くの場合支援員が担当)が温めて提供しているケースが非常に多いです。
就労移行支援で昼食を提供する場合栄養バランスを意識することを義務付けられているので、以下のようにバランスがしっかり考えられています。
- 主食(例えばご飯など)
- 主菜(例えば肉野菜炒めやカレーなど)
- 副菜(例えばサラダや和え物など)
昼食代無料の事業所であればお金もかからず、食生活も向上させられるのでメリットが大きいですね!
アレルギーがある場合はどうしたら良い?
アレルギーがある場合は、必ず就労移行支援事業所の支援員さんにその旨を伝えましょう。
アレルギーのある食べ物は避けて用意してくれるケースもありますし、残念ながらアレルギーがある場合は食事提供お断り、というケースもあります。
いずれにせよ、事前に確認しておくことが大切ですね。
自分で弁当を持参したり、外食したりするのはOK?
昼食提供を行っている就労移行支援事業所であったとしても、当然「事業所で提供された食事を食べなければならない」というわけではありません。
お弁当やコンビニで買ったご飯などを自分で用意して食べてもOKです。
ただ、経済面や栄養バランス等を考えると提供された食事を食べるのがおすすめなのは確かですね。
昼食提供ありの就労移行支援事業所の場合どの程度節約できる?
就労移行支援事業所は就職(または復職)に向けて準備を行う施設なので、なるべく週5日フルタイムで通うことで、就職や復職後とのギャップを少なくすることができます。
週5日就労移行支援事業所に通う場合、仮に1日あたりの昼食費を500円としたら、以下のような計算になります。
- 500円×20日間(週5日通所)=10,000円
1万円は、結構な出費ですよね。
更に、往復交通費が500円だとしましょう。すると、昼食代と交通費を合わせて1,000円になります。
週5日就労移行支援に通ったら以下のような計算になりますね。
- 1,000円×20日間(週5日通所)=20,000円
交通費と昼食代を合わせて月あたり2万円です…。
交通費と昼食代を負担してくれる就労移行支援事業所に通えば、この2万円を節約できることになりますね。
まとめ:昼食を無料提供している就労移行支援がおすすめ!

今回の記事では、就労移行支援事業所の昼食事情や、昼食を無料で提供している就労移行支援事業所を紹介させていただきました。
記事の内容をまとめると、以下のようになります。
- 就労移行支援事業所の約6割で昼食提供を行っている
- 昼食提供を行っていない場合、お弁当やコンビニのご飯を持参
- 昼食代無料・交通費支給ありの就労移行支援に通えば、「万単位」で節約になる
昼食が無料で提供されている事業所のメリットが大きいことが分かったのではないでしょうか。
ただ、昼食事情だけでなく、プログラム内容や事業所の雰囲気もとても大切な要素です。
興味のある就労移行支援事業所があったら、一度見学へ足を運び、実際の雰囲気を見てみるのがおすすめです。
