名古屋の就労移行支援事業所おすすめ10選!【タイプ別に就労支援員が解説!】

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  • 名古屋でおすすめの就労移行支援事業所が知りたい!

本記事では、上記のニーズにお応えしていきます。

東京や大阪に次いで大きな都市である名古屋には、数多くの就労移行支援事業所があります。

その中で自分に合った就労移行支援事業所を選ぶのは大変ですよね。

就労移行支援員が独自の視点で名古屋でおすすめの就労移行支援を10事業所厳選してみたので、ぜひ事業所選びの参考にしてみてください。

タイプ別に解説しているので、自分に合った就労移行支援事業所をピンポイントで見つけられるでしょう。

目次

名古屋の就労移行支援事業所を選ぶポイント

「ウェルネットなごや」の情報によると、名古屋には令和5年9月1日時点で79もの就労移行支援事業所があります。

79ある事業所の中から1つを選ぶ際には「選択の基準」がありますので、以下に記載していきますね。

引用:ウェルネットなごや

就労実績

就労移行支援事業所を選ぶ際は、就労実績のチェックが必須です。

以下には、チェックしておくと良い2つの就労実績を記載しました。

就職率

就職率は、就労移行支援事業所の利用者のうち、何パーセントの方が就労を果たしているかを示すデータです。

厚生労働省によると、令和元年(2019年)時点での、全国の就労移行支援における一般企業への就職率の平均は54.7%となっています。

就労移行移行支援事業所を選ぶ際は、平均値である54.7%を上回っていればいるほど、質の高いサービスであると言えますね。

引用:一般就労への移行者数・移行率の推移(事業種別)|厚生労働省

定着率

定着率は、就労移行支援事業所を卒業して就労を果たした利用者が、6ヶ月以上就労継続できている割合を示すデータです。

障害者職業総合センターが2017年に行った調査では、障害ごとの定着率の全国平均は以下のようになっています。

  • 発達障害:71.5%
  • 知的障害:68%
  • 身体障害:60.8%
  • 精神障害:49.3%
  • 難病等:34.8%

上記の数字を上回る就労移行支援事業所は、単に就職者を輩出しているだけでなく、きちんと職場に定着できるような支援を提供できている、と推測できるわけですね。

引用:障害者の就業状況等に関する調査研究|独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構

自分が身につけたいスキルに合っているか(重要!)

自分が就労移行支援事業所で働いている経験からも言えることなのですが、ご本人が本来必要としているスキルと、実際に通っている事業所のタイプがマッチしていない例が結構多いです。

例えば、以下のような例が考えられます。

  • 発達障害の特性理解が重要なのに、発達障害の専門支援を行っていない事業所に通ってしまう
  • 事務職に就きたいのに、PC訓練が充実していない事業所に通ってしまう
  • IT業界に転職したいのに、総合的なスキルを身につける事業所に通ってしまう

それもそのはず、どの事業所も、利用者さんを獲得するために、多少ミスマッチだと感じても自社の事業所をおすすめします。

よって、自分が身につけたいスキルにマッチした事業所であるかどうかは、自分で意志を持って選択する必要があるわけですね。

本記事ではタイプ別に事業所を紹介しているので、ミスマッチの確率を下げることができるでしょう。

【大手】名古屋の就労移行支援おすすめ4選!

大手の就労移行支援事業所は、車で言うところの「トヨタ」「日産」「ホンダ」のようなものです。

大手の車が安心であるように、大手就労移行支援事業所はサービスの質が高く、安心して利用できる傾向にあるのが特徴でしょう。

また、単純に財力があるので、ランチ提供などを行っている事業所もあり、利用者さんにとっては嬉しいポイントですよね。

さらに、就労移行支援において「企業実習」は仕事とのミスマッチを減らしたり、就労に向けて課題点を明確にするうえでとても重要です。

大手就労移行支援はネームバリューがあるので、実習先の選択肢が広いのも特徴です。

LITALICOワークス

【LITALICOワークス】は、業界最大手の就労移行支援事業所です。

累計就職者数が1万人を超えており、就労移行支援事業所としては圧倒的な規模を誇っています。

名古屋市にもなんと12事業所も展開しているので、きっと通える範囲にLITALICOワークスがあるでしょう。

LITALICOワークスの就労実績

LITALICOワークスの就労実績を以下に記載します。

  • 累計就職者数:13,000名以上
  • 2022年度就職者数:1,930名
  • 定着率:88.8%(2022年度実績)

累計就職者が1万人を超えているのは、全国の就労移行支援事業所の中でLITALICOワークスだけです。

また、定着率も88.8%と、全国平均を余裕で上回っていますね。

LITALICOワークスのおすすめポイント

LITALICOワークスで個人的にとくに強調したいのが、企業実習(インターン)先の豊富さです。

業界最大手の就労移行支援事業所であるだけに、4,500箇所以上のインターン先があります。

実は、就労移行支援において、企業実習は安定就労に向けて非常に大きな鍵を握っています。

実習を通して適性を見極め、適性に合ったスキルを磨いたうえで就労するからこそ、就労定着率が高くなるわけですね。

LITALICOワークスに向いている方を以下に記載しました。

  • 就労実績の高い事業所で安心して準備をしたい
  • 企業実習を通して自分に合った仕事を見つけたい
  • 事務職、営業職、接客、作業系などの職種に興味がある

名古屋のLITALICOワークス一覧

名古屋市にあるLITALICOワークスを以下に記載しました。

  • 八事
  • 金山伏見通
  • 名古屋栄
  • 名古屋駅南
  • 大曽根
  • 藤が丘
  • 名古屋駅前
  • 名古屋丸の内
  • 名古屋野並
  • 名古屋金山
  • 金山新尾頭
  • 名古屋千種

通える範囲に事業所がある方は、公式サイトより各事業所のページへ飛び、詳細を把握してみてください!

LITALICOワークスの公式ホームページはこちら

【LITALICOワークス】

ココルポート

ココルポートは、近年勢いを増している注目の大手就労移行支援事業所です。

プログラム数がなんと555種類以上もあり、ビジネスマナーやPCスキルなど、働くための総合力をバランスよく学ぶことができます。

週2日など、通所日数も柔軟に調整が可能なので、最初は無理なく就労移行支援に通いたい方にも向いているでしょう。

ココルポートの就労実績

ココルポートの就労実績を以下に記載します。

  • 累計就職者数:3,546名
  • 2022年度就職者数:709名
  • 定着率:87%(2022年度実績)

就職者数が多く、定着率も87%とかなり高いですね。

安心して利用できる就労移行支援事業所です。

ココルポートのおすすめポイント

ココルポートで特筆すべき点は、「ランチ応援制度」があることです。

つまり、事業所がお弁当を提供してくれるので、昼食代が浮くわけですね。

就労移行支援事業所に毎日通った場合、離職中は経済的にもシビアになることが多いので、昼食代は地味に痛いですよね。

ココルポートなら昼食を無料提供してくれるので、お金の節約になります。

また、「交通費応援制度」を行っており、交通費も負担してくれます。

ココルポートに向いている方を以下に記載しました。

  • 幅広いプログラムを受けて自分の適性を見極めたい
  • ランチ代、交通費を節約したい
  • 事務職、営業職、接客、作業系などの職種に興味がある

名古屋のココルポート一覧

名古屋市にあるココルポートの一覧を以下に記載しました。

  • 名古屋駅Office
  • 名古屋金山駅前Office
  • 名古屋大曽根Office
  • 名古屋栄Office
  • 名古屋藤が丘駅前Office

通える範囲にココルポートの事業所がある方は、ぜひ一度見学に足を運んでみましょう!

ココルポートの公式サイトはこちら

就労移行支援のCocorport(旧社名:Melk) | 首都圏38事業所展開

ミラトレ

パーソルチャレンジ・ミラトレは、大手転職エージェントである「doda」の運営会社であるパーソルグループによる就労移行支援事業所です。

大手転職エージェントを運営しているだけに、就労先の紹介を積極的に行ってくれるのも魅力ですね。

ミラトレなら、就労準備から就職先の斡旋までワンストップで行ってくれるので、メリットが大きいでしょう。

ミラトレの就労実績

ミラトレの就労実績を以下に記載します。

  • 就職率:86%(全国平均54.7%)
  • 定着率:95%
  • 半数以上の方が約1年で就職

就職率、定着率ともに非常に高いだけでなく、半数以上の方が約1年で就職しているので、就職に時間をかけすぎたくない方にもおすすめです。

ミラトレのおすすめポイント

ミラトレを運営しているのが、「doda」を運営しているパーソルグループの特例子会社であるパーソルダイバース株式会社です。

パーソルダイバース株式会社では実際に障害者雇用を行っており、自社の障害者雇用で培った「安定して働くためのスキル」を、そのまま就労移行支援事業所のプログラムに反映させているのが特徴です。

模擬職場トレーニング」を通して、実際の職場に模した状況下で就労スキルを高めることができるので、実践力を磨いたうえで就労を果たせるでしょう。

名古屋のミラトレ一覧

名古屋市内にあるミラトレ事業所をまとめました。

  • ミラトレ名古屋
  • ミラトレ金山

通える範囲に事業所がある方は、一度見学に足を運んでみるのがおすすめです。

ミラトレの公式サイトはこちら。

パーソルチャレンジ・ミラトレ

ウェルビー

ウェルビーは、基礎的な働くスキルから順を追って身につけていくことができる大手就労移行支援事業所です。

とくに事務系の職種に強みを持っており、オフィスワークに必要なスキルを、段階的に身につけることができます。

就労経験がない方にもおすすめです。

ウェルビーの就労実績

ウェルビーの就労実績を以下に記載しました。

  • 累計就職者数:6,418名(2023年9月時点)
  • 定着率:91.3%(2023年10月時点)
  • 全国の事業所数:108事業名

累計就職者数は6,418名であり、LITALICOワークスに次いで2番目に多くの就職者を輩出している就労移行支援事業所です。

定着率も90%を超えており、非常に高いですね。

ウェルビーのおすすめポイント

ウェルビーの特筆すべき点は、「土台となる力」「仕事のスキル」「企業で生きる力」を順を追って身につけられる点ですね。

  • 土台となる力:グループワーク、ビジネスマナー、就職活動プログラムなど
  • 仕事のスキル:パソコン訓練、ベーシックトレーニング(作業能力)
  • 企業で生きる力:オフィスワークシミュレーション

上記のようなプログラムを通して、働くための基礎力を初歩から身につけていきます。

ウェルビーに向いている方を以下に記載しました。

  • 就労経験がなく、働くための基礎力を身につけたい
  • 事務職を志望している

ウェルビーで身につけられるのは基本的に事務的なスキルなので、事務職を1から目指したい方にとくにおすすめです。

名古屋のウェルビー一覧

名古屋市内にあるウェルビーを以下に記載しました。

  • 名古屋駅前
  • 名古屋駅前第2
  • 千種第2
  • 金山
  • 金山南
  • 東岡崎

通える範囲に事業所がある方は、ぜひ見学をしてみましょう。

ウェルビーの公式サイトはこちら

ウェルビー

【障害特化型】名古屋の就労移行支援おすすめ3選!

障害特化型の就労移行支援事業所では、うつ病や発達障害など、各障害に特化した支援を行っています。

参考までに、厚生労働省が発表している「精神障害者の退職理由」を以下に示しました。

  • 職場の雰囲気・人間関係:33.8%
  • 賃金、労働条件に不満:29.7%
  • 疲れやすく体力、意欲が続かなかった:28.4%
  • 症状が悪化(再発)した:25.7%

精神障害を持つ方の多くは、症状の悪化により退職を余儀なくされていることが分かりますね。

自分の障害を理解し、配慮事項として職場に正しく伝えられる力の重要性が注目されており、障害特化型の就労移行支援事業所は人気が上昇しています。

引用:精神障害者の離職の理由|厚生労働省

atGPジョブトレ名古屋(NEWオープン!)

【atGPジョブトレ】は、下記に示す5つの障害に特化したコースを運営している障害特化型の大手就労移行支援事業所です。

そして、2023年9月1日に、「atGPジョブトレ名古屋」が新たにオープンしました。

名古屋事業所では「うつ症状コース」「発達障害コース」の2つを設けているので、うつについての理解を深めながら就職後の再発予防に重点を置きたい方、発達障害の特性を理解し、自分に合った働き方を模索していきたい方には非常におすすめです。

atGPジョブトレの就労実績

atGPジョブトレの就労実績を以下に記載しました。

  • 1事業所あたりの年間就職者数:24名(全国平均3.4名)
  • 事務職での就職率:94.5%
  • 定着率:91.4%

就職率、定着率ともに高いことに加え、atGPには「事務職に強い」という特徴があります。

実践的なプログラムで事務職を目指したい方には利用を強くおすすめします。

atGPジョブトレのおすすめポイント

atGPジョブトレのおすすめポイントは、何と言っても障害理解が進むことですね。

とくに、発達障害をお持ちの方は、一般的な事業所に通うよりも、発達障害への専門的なサポートを行っている事業所に通うことが望ましいと個人的には考えています。

なぜなら、発達障害の場合は障害の特性理解と、配慮事項を考えることが、長期就労に結びつくからです。

atGPジョブトレでは事務職に必要なスキルを職場に近い実践的なプログラムを通して身につけられるので、「発達障害×事務職希望」という方にとくにおすすめしたいですね。

NEWオープンならではの魅力

自らが就労支援員を行ってきた経験の中で感じているのが、「オープンしたばかりの事業所は穴場である」ということです。

なぜなら、オープンしたての頃は通所者の数もさほど多くなく、支援員からのサポートをより手厚く受けられる傾向にあるからですね。

また、出来たばかりの事業所に通うと、自分も一緒に事業所の雰囲気を作り上げている実感を持ちやすく、事業所への愛着も出てくることが多いです。

atGPジョブトレ名古屋は、今が狙い目と言えるでしょう!

atGPジョブトレ名古屋へのアクセス

atGPジョブトレ名古屋の住所とアクセスを以下に記載しました。

  • 所在地:愛知県名古屋市東区東桜1-4-3大信ビル1階
  • 市営地下鉄桜通線「高岳駅」4番出口より徒歩4分
  • 市営地下鉄名城線・桜通線「久屋大通駅」3A出口より徒歩4分
  • 名鉄瀬戸線「栄町駅」改札口より徒歩8分

atGPジョブトレ名古屋に通える範囲にお住まいの方は、公式サイトより見学予約をしてみましょう!

atGPジョブトレの公式サイトはこちら

障害別専門支援の就労移行支援サービス【atGPジョブトレ】


ディーキャリア

ディーキャリアは、発達障害に特化した就労移行支援事業所です。

発達障害の特性理解を深め、仕事への適性を踏まえたうえで就労を目指せるのが特徴ですね。

ディーキャリアの経営理念で素敵だなと思うのが、単に就労を目指すのではなく、「やりがい」を重視しているところです。

やりがいを感じられるからこそ、仕事も続けられますよね。

ディーキャリアの就労実績

ディーキャリアの就労実績を以下に記載しました。

  • 定着率:92.2%
  • 掲載求人数全国:6,757件
  • 拠点数全国:94拠点

発達障害をお持ちの方の就労定着率は、全国平均で71.5%です。

ディーキャリアの就労定着率は92.2%なので、全国平均を大きく上回っていることが分かりますね。

ディーキャリアのおすすめポイント

ディーキャリアの特筆すべき点は、以下に示す3つのコースで段階的に就労を目指せるところでしょう。

  • ライフスキルコース:生きていくために必要な障害特性の理解を深める
  • ワークスキルコース:実際の業務を経験しつつ、特性への対策を立て、実務能力を向上させる
  • リクルートコース:6,000件の独自求人から自分にあった仕事を見つけ、応募する

特性の理解を中心に据えつつ、生活スキルの構築から仕事スキルの構築、そして就職活動と段階的にステップアップしていけます。

現在学生であり、就職する前に働くスキルを身につけておきたい発達障害の特性をお持ちの方にもおすすめの就労移行支援事業所ですね。

名古屋にあるディーキャリア一覧

名古屋市内にあるディーキャリアの事業所一覧を以下に記載しました。

  • 千種オフィス
  • ITエキスパート名古屋丸の内オフィス
  • ITエキスパート久屋大通オフィス

通える範囲に事業所がある方は、公式サイトより見学予約をしてみましょう。

ディーキャリアの公式サイトはこちら

ディーキャリア

あいち就労支援センター

あいち就労支援センターは、発達障害の方を対象とした就労移行支援事業所です。

公認心理師によるサポートを受けることができ、検査を通した障害特性の理解や適職診断を受けたうえで、強みを活かした就労を目指すことができます。

あいち就労支援センターの就労実績

あいち就労支援センターの就労実績は、公式Webサイトに記述が確認できませんでした。

あいち就労支援センターのおすすめポイント

あいち就労支援センターの特徴は、何と言っても心理の国家資格である公認心理師をお持ちのスタッフが就労に向けてサポートをしてくれることですね。

カウンセリングや職業適性診断、を通して気持ちを安定させながら自己理解を深め、強みと弱みを認識したうえで、自分に適した職場を見つけることができます。

あいち就労支援センターの住所・アクセス

あいち就労支援センターの住所・アクセスは以下になります。

  • 〒464-0067  愛知県名古屋市千種区池下1丁目11-19 CBT池下ビル2-3階
  • 地下鉄東山線「池下」1番出口徒歩2分

通える範囲に事業所がある場合、一度見学に足を運んでみましょう。

【IT・Web特化型】名古屋の就労移行支援事業所おすすめ3選!

最近勢いを増しているのが、IT・Web特化型の就労移行支援事業所です。

Webデザインやプログラミングなどは「手に職をつけられる」分野であり、企業で勤めた後にフリーランスとして仕事を得やすい、在宅でのお仕事も多いなど、メリットがとても多いです。

名古屋にもIT・Webに特化した就労移行支援事業所が多くありますので、今回は3つに絞って解説していきます。

就労移行ITスクール(オープン予定)

就労移行ITスクールは、ITスキルを身につけることに特化した、うつ病や発達障害の方が対象の就労移行支援事業所です。

IT業界に転職を目指すことができ、高い就職率を誇っています。

就労移行ITスクールの就労実績

就労移行ITスクールの就労実績を以下に記載しました。

  • 就労定着率:94%(2021年5月時点)
  • IT職種就職率:41%(2021年5月時点)

就労定着率が94%と非常に高く、しっかりとITスキルを身につけたうえで就職できるからこその結果であると読み取れます。

2016年に開設された比較的新しい事業所ではあるので、今後更に就労実績が積み重なっていくでしょう。

就労移行ITスクールのおすすめポイント

就労移行ITスクールでは、以下に記載したスキルを実践的に学べます。

  • プログラミング
  • Webデザイン
  • 動画編集
  • Microsoft Office
  • ビジネスマナーや就労に必要なコミュニケーション能力

ITの専門スキルを学ぶだけなら一般的なITスクールと変わらないですが、ビジネスマナーなどの長期就労に必要な基礎スキルを身につけられるのが就労移行支援ならではの魅力ですね。

名古屋の就労移行ITスクール一覧

名古屋の就労移行ITスクールは、以下に記載する3事業所が今後オープン予定です。

  • 就労移行ITスクール丸の内
  • 就労移行ITスクール金山
  • 就労移行ITスクール名古屋

明確なオープン日程はまだ発表されていませんが、今後オープンした時のため、今のうちにチェックしておきましょう!

TECH-tech ITカレッジ

TECH-tech PCカレッジは、障害を活かしながら、希望する未来に向かって「一歩一歩てくてくと歩いていく」というスローガンを掲げる就労移行支援事業所です。

また、「カレッジ」という言葉から分かるように、通常の就労移行支援は原則2年が上限利用期間なのに対し、TECH-tech PCカレッジの場合は最長4年利用することができます。

TECH-tech ITカレッジの就労実績

TECH-tech PCカレッジは2021年10月20日に設立されたばかりの新しい就労移行支援事業所なので、現状Webサイトに就労実績に関する情報は記載されていませんでした。

ただ、今後就労実績が増えていく可能性は高いので、今が狙い目とも言えるかもしれません。

TECH-techITカレッジのおすすめポイント

障害福祉サービスには様々な種類があり、「自立訓練」と「就労移行支援」はサービス内容はよく似ていますが、目的が違っています。

  • 自立訓練:障害をお持ちの方が「生活の自立」を目指して訓練を行う。
  • 就労移行支援:障害をお持ちの方が「一般就労」を目指して訓練を行う。

TECH-tech PCカレッジは自立訓練と就労移行支援を兼ねた事業所なので、自立訓練で2年間生活の自立を目指して訓練し、就労移行支援で2年間、就職を目指した訓練ができます。

つまり、合計4年間通えるわけですね。

例えば、高校を卒業するタイミングで、大学へ行く代わりに就労を見越してTECH-tech PCカレッジに入学する、という選択肢も考えられるでしょう。

WEB関連のスキルに関しては、

  • Webライティング
  • Webデザイン(バナー作成)
  • WordPressセッティング
  • Googleアナリティクス管理

上記のような「時代に即したスキル」を学べます。

どれも、フリーランスとして働くことも視野に入れられる分野です。

TECH-tech PCカレッジの住所・アクセス

TECH-tech PCカレッジの住所・アクセスを以下に記載しました。

  • 住所:〒460-0002 愛知県名古屋市丸の内2丁目1-30丸の内オフィスフォーラム2階
  • アクセス:名古屋市営地下鉄「鶴舞線」・「桜通線」丸の内駅①番出口 徒歩3秒

丸の内駅からなんと「徒歩3秒」という好立地です。

通える範囲に事業所がある方は、ぜひ見学に足を運んでみましょう。

フロンティアリンク名古屋キャリアセンター

フロンティアリンクキャリアセンターは、精神障害の方や発達障害の方がITスキルを習得できる就労移行支援事業所です。

IT・Webエンジニアコース」「オフィススペシャリストコース」の2つに分かれており、前者ではWeb制作を中心としたスキルを学ぶことができ、後者ではWord、Excel、PowerPointなどのオフィス系ソフトを高いレベルで活用するスキルを身につけられます。

フロンティアリンクキャリアセンターの就労実績

フロンティアリンクキャリアセンターの職場定着率は82%であり、デザイン制作・PC業務・事務職など、ITスキルを活かした幅広い職種への就職をサポートしています。

フロンティアリンクキャリアセンターのおすすめポイント

フロンティアリンクキャリアセンターの特筆すべきポイントは、実績のあるIT習得プログラムを元にしてカリキュラムを組んでいる点にあります。

「1日速習カリキュラム」という、IT研修において延べ3万人を超える受講実績のあるカリキュラムをもとにしてプログラムを作成しているわけですね。

初心者でも分かりやすく、短期間でITスキルを磨くことができるのは魅力的です。

フロンティアリンク名古屋キャリアセンターの住所・アクセス

名古屋には「フロンティアリンク名古屋キャリアセンター」があるので、住所・アクセスを以下に記載します。

  • 住所:〒460-0002 愛知県名古屋市丸の内2-12-26丸の内セントラルビル2F
  • アクセス:名古屋市営地下鉄桜通線・鶴舞線丸の内駅より徒歩5分

通える範囲に事業所がある方は、一度見学に行ってみましょう。

名古屋の就労移行支援を選ぶ際のポイント

名古屋には79もの事業所がある中で自分に合った事業所を選ぶには、「選び方のポイント」を知っておくのが大切です。

以下には就労移行支援事業所を選ぶ際のポイントを記載したので、参考にしてみてください。

通う目的を明確にする

まずは、就労移行支援事業所に通って何を得たいか、自分の中で目的を明確にしましょう。

例えば、判断基準は以下のようになります。

  • 事務職を目指したい→事務職に強く、就職先の選択肢も多い大手就労移行支援事業所がおすすめ
  • 自分の障害特性について理解し、配慮事項を伝えられるようになりたい→障害特化型の就労移行支援事業所がおすすめ
  • WebデザイナーやプログラマーなどIT関係の職種に就きたい→IT・Web特化型の就労移行支援事業所がおすすめ

上記のようなイメージで決めましょう。

現時点で通う目的を明確に決められない場合は、安心感のある大手就労移行支援事業所を選んでおくのが無難です。

見学や体験で事業所の雰囲気を確かめる

自分に合った就労移行事業所の「あたり」がついたら、いくつかの事業所の見学予約をしましょう。

事業所の雰囲気は実際に行ってみなくては分からないので、足を運ぶ必要があるのです。

見学をした後体験を勧められることがほとんどなので、体験で実際にプログラムに参加してみるのもおすすめですね。

見学・体験ともに無料で行えますので、安心してください。

まとめ:名古屋で自分に最適な就労移行支援事業所を見つけよう!

今回の記事では、名古屋でおすすめの就労移行支援事業所を10事業所、就労支援員が厳選してお伝えしました。

ご自身の目的に沿った就労移行支援事業所をいくつかピックアップし、見学・体験に行ってみることをおすすめします。

また、就労移行支援事業所の利用の流れや料金など、詳しく事前に知っておきたい方は過去の記事も参考にしてみてください。