仕事がつらいなら逃げても大丈夫な理由と、安全に逃げるための具体的ステップを解説

転職・キャリア形成

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もういい加減仕事がつらい・・逃げ出してしまいたい・・!

この記事は、そんなお悩みを持つあなたに向けて書きました。逃げ出したくなるくらいに仕事がつらい時ってありますよね・・。

でも、仕事から逃げ出したくなるのは「甘え」なんかじゃありません。この記事では、仕事から逃げても良い理由や、「安全に仕事から逃げるための具体的なステップ」について解説しています。

後半では心理士らしく「今日1日」を乗り切るためのストレス対処法についても解説しています。この記事を読むことで、少しでもあなたの気持ちが楽になれば幸いです。

1. あなたが仕事から逃げても良い理由

寝ても覚めても仕事の嫌なことを考え、辛い気持ちを一人で抱えていませんか?あなたが仕事から逃げたいと思う気持ちは、決して甘えからくるものではありません。心があなたに「これ以上自分に無理をさせてはいけない」と訴えているのです。ここでは、あなたが仕事から逃げても良い理由をお伝えします。

会社はあなたの人生に責任を持ってくれないから

心が「辛い」と感じる時というのは、単に「毎日が大変」と感じている時ではありません。もし、あなたが信頼できる仲間とともに自分の夢や目標を追って忙しくしているのなら、きっとそれは幸せな毎日でしょう。

大変というだけでなく、納得していない時に人は心を病むのです。

  • 会社で理不尽なあつかいを受けている
  • 本来自分がやりたいこととはまったく別のことをしている

人は、納得感があれば多少の苦労は受け入れられるものなのです。「何でこんな辛い思いをしなきゃいけないの?」という矛盾こそが、あなたの心を苦しめています。

そして、会社はその個人的な矛盾に対して一切責任を持ってくれません。なぜなら、会社の目的は社会に貢献して自社の売り上げを上げることだからです。

あなたには「選択する」という権利があります。今の会社の中で矛盾や憤りを感じているなら、あなたは矛盾を感じない場所へと移ることができるのです。それは「甘え」なんかではありませんし、ましてや「逃げること」でもありません。選択なのです。

環境側に原因がある可能性が高いから

「辛い」「逃げたい」と感じるほどの苦痛を感じるということは、環境側に何かしらの原因があります。そして、その多くは尊厳を傷つけられることから来ています。

仕事で成果を出すことは大切なことかもしれませんが、仮に成果を出すことができなければ尊厳を傷つけられるという理屈はなりたちませんよね。つまり、人を「逃げたい」という気持ちにさせる環境には何かしらの問題があるのです。

精神疾患のリスクが高まるから

ストレスには、2種類のストレスがあるのをご存知でしょうか?それがユーストレスディストレスです。

  • ユーストレス・・自分を成長させてくれる「質のよい」ストレス。
  • ディストレス・・不安や憂うつ感につながる「質の悪い」ストレス。

例えば、仲間と切磋琢磨しながら仕事のスキルを高めている時、もちろん大変なことや落ち込むこと、意見のぶつかり合いなどがあったとしても、基本的には互いに尊重し合っており、それが自分の成長につながっているという感覚があるでしょう。そういった関係性からくるストレスはユーストレスです。

しかし、相手から明らかに理不尽な要求を叩きつけられていたり、あなたが疲弊したり辛そうにしているのを喜んでいるようにすら感じられる場合、そこに「尊重」はなく、ディストレスとなっている可能性が高いです。

ディストレスに長期間さらされるような環境に身を置くと、うつ病適応障害などの精神疾患へとつながります。そうなってしまうと、「逃げる気力」すらも失ってしまう可能性があるため、注意が必要です。

2. 世の中の人々が仕事から逃げたいと思う理由

仕事から「逃げたい」と感じているのはあなただけではありません。ここでは、世の中の人々がどのようなことを理由に仕事から逃げたいと思っているのかご紹介します。

人間関係に問題がある

多くの場合、仕事から逃げたいと感じることの背景には「人間関係の問題」があります。職場の人との関係性が悪くなっていると、仕事へ行って顔を合わせるだけでも嫌になってしまいますよね。パワーハラスメントやセクシャルハラスメントなどを受けているのであれば、迷わず周囲に相談してくださいね。

社内で相談することに抵抗がある場合は、まずは外部機関やカウンセリングなどを受けてみるのもおすすめです。

業務量に無理がある

業務量が多すぎることも「仕事から逃げたい」と思う理由の1つです。1日の中で達成できる適切な量を任せられているのであればそれが達成感へとつながることもありますが、とうてい達成が不可能な仕事を押し付けられてしまうと、それは無力感へとつながります。

責任やプレッシャー

例えば昇進は一般的に喜ばしいこととされていますが、実はストレスを感じやすくなる側面もあるといわれています。理由は責任感やプレッシャーが強くかかるようになるから。大きなプロジェクトを任された場合にもストレスは強くなり、「逃げ出したい」という気持ちになるでしょう。

しかし、責任やプレッシャーを感じたとしても、周囲がそれをサポートしてくれる環境であれば強い苦痛を感じることはありません。「失敗したら後がない」「全部自分のせいにされる」という環境下において、ストレス反応は強くなるのです。

ミスや失敗が多くなってしまっている

実際にミスや失敗を繰り返してしまっており、立場がどんどん悪くなっていき、仕事から逃げたくなるというケースもあります。その場合は、ミスや失敗の原因を紙に書くなどして洗い出し、1つ1つ改善していくことが重要です。それでもミスや失敗が改善しない場合は、仕事そのものが自分に合っていない可能性もあります。

その場合、自分の強みを分析し、転職などを通して強みを活かせるような職業や働き方へとキャリアチェンジすることも重要です。

チーターは陸で早く走れますが海の中を早く泳ぐことはできませんね。魚は海の中で早く泳げますが、陸に上がれば無力です。「自分の能力を活かすこと」は本当に大切なんですよ。

「強み」の見つけ方については過去の記事でご紹介しているので読んでみてください。

仕事に自信が持てない

自分の仕事に自信が持てず、ちょっとした失敗やミスにより深く落ち込んでしまい、精神的に辛くなってきてしまうパターンもあります。これは、自分で自分を苦しめてしまっているタイプでもありますね。

こういった方におすすめなのは、認知行動療法という自分の「とらえ方」を柔軟にすることを目的とした心理療法を受けてみることです。カウンセリングを行う中で、少しずつ自分に優しい「とらえ方」ができるようになっていきます。

東京で認知行動療法を受けられる施設を過去の記事でまとめているため、参考にしてみてください。

また、いきなりカウンセリングを受けることに不安を感じる方には、認知行動療法の「セルフヘルプ本」がおすすめです。こちらも過去の記事でおすすめの本を紹介しているので、参考にしてみてください。

3. 仕事からすぐに逃げた方が良い時の判断基準

本音で言えば今すぐにでも仕事から逃げてしまいたいが、未来のことを考えるとすぐには離れられないと思い、辞めるタイミングに迷っている方もいるでしょう。ここでは、仕事から逃げた方が良い時の判断基準について解説します。

心身に不調が現れている

仕事が原因で心身に不調が出てしまっている場合は、迷わず仕事から逃げることをおすすめします。

  • 睡眠障害(夜眠れない・早朝に目覚めてしまう・睡眠が浅い・寝過ぎてしまう)
  • 2週間以上に渡って気分が落ち込み、何もしたくない気持ちになっている
  • 食欲がない
  • 前はなかったようなミスが増えている

上記のような症状が当てはまる場合は、精神科や心療内科でお医者さんに診てもらうことが先決です。その上で、診断書をもらい、人事課に相談してまずは「休職」してみることがおすすめです。

CES-Dとは、うつ病の有無を確かめることを目的とした心理テストです。このテストを受けたからといってうつ病と確約されるわけではもちろんないのですが、参考までに回答してみてください。そして、結果によっては医療期間を受診し、きちんと医師の判断を聞いてみてくださいね。

CES-Dうつ病自己評価尺度 (出典:自己診断@千正.com

ハラスメントを受けている

パワーハラスメントやセクシャルハラスメントを受けている場合も、すぐに職場から逃げた方が良いです。なぜなら、ハラスメントは異常な事態だから。そのような環境下に身を置くと、健康を損なってしまいます。

参考までに、厚生労働省によるパワーハラスメントの定義をのせておきますね。

①優越的な関係を背景とした言動

②業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの

③労働者の就業環境が害されるもの

※上記①から③までの3つの要素を全て満たすもの。

参考:厚生労働省

職場に相談できる人がいる場合は相談し、相談できる人がいなかったり、相談しても解決へとつながりにくい場合は厚生労働省による総合労働相談コーナーに問い合わせてみるのも1つです。

明確にやりたいことがある

明確にやりたいことがある場合も、早めに仕事から逃げた方が良いでしょう。例えば、営業職の人がITエンジニアに憧れているのなら、なるべく早めに転職するに越したことはありません。なぜなら、気持ちが入らないまま今の仕事を続けることでそれが悪循環へとつながってしまう可能性があるからです。

ただし、「こんなようなことがやりたい」という漠然とした思いではまだ弱いです。それをもっとブラッシュアップし、実現のために準備をし、「これがやりたいから、そのためにやめる」と言えるようになってからが転職のベストなタイミングでしょう。

明らかに業務内容が自分に合っていない

明らかに業務内容が自分に合っていない場合も、早めに転職をした方が良いでしょう。例えば、見ず知らずの人と接することに苦痛を感じる人が「営業職」として働いており、日々つらい思いをしているのであれば、早めに転職をした方が良いです。営業ほどコミュニケーションは必要とせず、1人でコツコツと作業できるような環境に身を置くことで、実力を発揮できる可能性があります。

また、一度に複数の作業を行うマルチタスクが苦手な方は、1つの作業に集中することができるシングルタスク的な働き方をするのが良いでしょう。

シングルタスクに向いた働き方については過去の記事でも紹介しているため、参考にしてみてください。

時間が解決してくれることも

就職して1年目はとても辛かったが、2年3年と続けていくうちにだんだん良くなった」というのもよくある話しです。今のストレスが抱えきれる大きさなのかをよく考え、少しでも改善の余地があるのであれば、あともう少しだけ職場に身を置いてみるのも1つです。

また、「○月まではなんとか頑張ろう・・!」と自分の中で期限を決めてみることで気が楽になることもあります。

4. 今の仕事から安全に逃げるための具体的ステップ

仕事から逃げることは全く問題ありません。しかし、安全な逃げ方は考えておきたいところです。というのも、「焦って転職しても次の会社の方がつらい環境であった」ということもよくある話なのです。仕事からは段階的に逃げると心にとどめておきましょう。

有給休暇を取る

まずは有給休暇を取得し、数日間休んでみましょう。その際は仕事のことは考えず、趣味に没頭してみたり、どこかへ出かけてみたりして「心をリフレッシュさせる」ことが重要です。

数日休んでみたら元気になるということも時にはあるでしょう。

それでもよくならなければ、次の段階に進みます。

休職する

心身に不調が出ている場合は、人事課に「休職」を願い出てみることも1つです。休職とは、雇用関係を保ったまま、一定期間業務から離れるための制度のことをいいます。多くの場合、以下のようなプロセスを踏みます。

①自分の会社の就業規則に休職制度があるのかを確認。

②医療機関を受診し診断書(病気休業診断書)をもらう。

③申請書類と診断書を上司に提出。

休職制度を利用することによって、数日間ではなく数ヶ月単位で休むことができる可能性もあるため、よりじっくりと自分の将来について考えたり、心身を休めたりすることもできるでしょう。

部署異動を希望する

人は環境からの影響をとても強く受ける生き物です。部署が変更し、人間関係が良好になるだけで一気に問題が解決するということもありえます。退職や転職を決める前に、「ダメもと」で上司や人事に異動の希望を出してみることも1つでしょう。

転職する

有給休暇や休職制度をうまく活用し、さらに部署異動を希望してみたとします。それでもやはり仕事へ行くことがつらいと感じるなら、転職へ踏み切っても良いタイミングです。

しかし、突然会社を辞めてしまうことはあまりおすすめできません。というのも、失業保険などの制度はあるにしても、人は未来をイメージできなくなってしまった時に強い不安を感じるからです。それによってメンタル面が悪化してしまうことも。

今の仕事を辞める前に転職活動を行うなどして、ある程度は仕事をやめてからの生活のイメージがついてから退職する方が安心です。

フリーランスという選択肢も

副業が可能である会社なら、今の会社に勤めながらフリーランスとしての実績をコツコツと作っておくこともおすすめです。

今はランサーズクラウドワークスサグーワークスなどのネット上で仕事を受注できるサービス(クラウドソーシング)がある時代なので、そこでお金を稼ぐことができるようになれば将来的にフリーランスとして独立するという方向性を模索することもできます。

しかし、今勤めている会社の給与と同等の報酬を得ることができるようになるまでにはそれなりの期間継続し、きっちりと成果物を納品し、実績を高めていく必要があります。

こちらは、会社勤めをしながら長期的な視点で目指していくことがおすすめです。「急がば回れ。」それが一番の近道なのです。

5. 仕事を辞めてからの毎日を充実させるには

実は、今勤めている会社を辞めた後が重要です。ここでは、仕事を辞めてから「本当に自分が生きたかった毎日」に近づくためのポイントをお伝えしていきます。

きちんと自己分析をする

自己分析をしないまま次の会社へ転職してしまうと、「自分の能力と仕事のミスマッチ」「自分の価値観と合わない仕事」などの問題にまたしてもぶつかることになり、同じことを繰り返してしまう恐れがあります。

ここで自己分析をしておくことで、「自分の軸」をしっかりと認識し、後悔のない転職ができるようになります。転職エージェントを利用することで自己分析を行えますが、十分な質や量の自己分析を行えないというケースも多いです。その理由は、転職エージェントはあくまで「つなぎ屋」であり、「自己分析の専門期間」ではないからです。

そこでおすすめなのが、最近注目を浴びている有料のキャリアコーチングサービスです。キャリアコーチングサービスとは、自分の強みややりたいことなどについてキャリアコーチと1対1で話し合い、自己分析ツールなどを用いて「本当に自分に合った仕事」を見つけるためのサービスです。

個人的におすすめなのは「マジキャリ」というサービス。もしよければ、一度公式サイトをのぞいてみてください。僕は最初にこのサービスを目にした時、「僕たちが欲しいのはこれなんだよ!!」と叫びました。

段階的に次の生活へと移行する

自分が本当にやりたいことを実現するためには、時間と継続が必要です。今やっていることを辞めて、明日から全く別の世界に飛び込んだら、すぐにやりたいことを実現できるわけではないんですよね・・。

しかしこれは、時間をかけて継続すれば、やりたいことを実現できる!ということでもあります。日々コツコツと継続していく中で、少しずつ自分が本当にやりたかったことへと近づいていきましょう!

自分に嘘をつかない

これは自論なのですが、「うつ」から抜けることは「」から抜けることです。つまり、自分に対して嘘をつくことをやめれば、「鬱(うつ)」から抜けられるということです。

自分の本当の気持ちややりたい事、関わりたい人と、正面から向き合うことから始めてみましょう。すると、そこにはあなたが求めていた人生が待っているはずです。しかし、多くの方は「時間をかけること」を割愛しようとするがために、「本当に欲しかった毎日」を得られません。正々堂々、時間をかけて本当にやりたいことを追いかけていきましょう。

6. とりあえず「今日1日」を乗り切るために

「仕事から逃げても良い」とはいっても、とりあえず今日1日は仕事に行かなくてはならないという方へ。最後に心理士として、今日1日を乗り切るための秘策である「ストレスコーピング」をお伝えします。

ストレスコーピングを実践する

ストレスコーピングは心理学の中で良く使われれる言葉で、「ストレスへの対処法」を意味します。ストレスコーピングにはすぐにできる気軽なものから時間のかかるものまで、色々なタイプのものがあります。おすすめは、あなたが「今日1日」を乗り切るためのストレスコーピングを事前に決めておくことです。例えば・・

・朝起きた時に「仕事に行きたくない・・」と思ったら → 仕事が終わった後の安堵感を想像する

・電車の中で満員電車が嫌になってしまったら → お気に入りの音楽を聴く

・仕事でミスをしてしまったら → 深呼吸をして「ドンマイ!」と自分に言う

・仕事中に空虚感に襲われたら → 窓の外を見て、週末の楽しい予定を想像する

上記のように、簡単なもので大丈夫です♪備えあれば憂いなし。この機会に、とっておきのストレスコーピングを見つけてみてください!

ちなみに、「仕事に行きたくない・・」と憂うつになってしまう朝の乗り切り方については過去の記事でご紹介しています。

今の生活の中に「小さな幸せ」を見出す

どんなに辛い時期でも、「小さな幸せ」を感じることはできるはずです。例えば、仕事がつらかった分、仕事から解放された帰り道は安堵感に包まれるはず。帰り道に、今日一日をなんとか乗り越えた自分へのご褒美を買ってあげるも良いでしょう。苦しいときにこそ輝く小さな幸せを見つけ、それを大事にしてみてください。

7. まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。きっと、この記事を読んでくださったあなたは、今とてもつらい毎日の中にいるのではないかと思います。しかし、そんな時にこそ、自分が本当に大切にしたい生き方が見つかることがあります。また、「逃げ出したい」と思うほどに苦しい経験をしているあなたは、きっと成長しているはずです。

今の場所にもう少しだけ残ってみるもよし、転職をしてもっと自分に合った場所を見つけるもよし。どんな選択をしても、あなたはかけがえのない価値のある人間なんですよ。そんなあなたを、心から応援しています!