異性との心の距離の縮め方を、心理学的に、超具体的に解説します。

心理学×恋愛

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こんにちは!現役心理カウンセラー(臨床心理士)のにっしーです

今回の記事では、異性との距離の縮め方を「超具体的に」解説していきます。

また、今回ご紹介する方法は、心理カウンセラーである僕だからこそ、お伝えできる内容です♪

具体的な方法をお伝えする前に、「距離を縮めること」についての定義をはっきりさせておきたいと思います。

僕は、人間関係において距離を縮めることと言うのは、信頼関係が構築され、他人には話せないようなことを、話せるような関係になれることなのではないかと思います。

「この人になら内面を出しても大丈夫そう」と思ってもらうことで、他の人たちとは違って一線を越えた、特別な相手になることができるのです。

 

異性に自分の内面を話したいと思ってもらうためには、どのような行動をとったらよいのでしょうか?

 

僕は「交互なぐり描き法をして一緒に遊ぶことをおすすめします!

「交互なぐり描き法」ってなんだ?

この記事を読んでくれているあなたの声が聞こえてきました!笑

 

最初にお伝えしたように、この記事ではおすすめの方法を超具体的にご紹介しています♪

 

交互なぐり描き法」は、イギリスの小児科医で精神分析家のウィニコットが考案した心理療です。

 

彼女はプレイセラピーという子ども専門の心理療法で有名なのですが、子どもとの初対面となる初回セラピーで、どのようにして子どもに心を開いてもらおうかと考えていました。

そこで、長年の小児科医の経験をとおして彼女が思いついたのが、交互なぐり描き法」なのです。

 


まず、セラピストが紙にペンでぐるぐると適当に線を描きます。

それを子どもに見せ、「このぐるぐるの線の中に何が見えるかしら」と問います。

次に、例えば、子どもが「リボン」と答えたなら、リボンに見えた部分に色鉛筆やクレヨンで色を塗ってもらいます。このようにしてぐるぐる描きの中から絵を完成させてもらうわけです。

今度は役割交代して、子どもにぐるぐる描きをしてもらった後、セラピストが色をつけて絵を完成させて・・と同じプロセスを繰り返していきます。


 

交互なぐり描き法のやり方はわかったけど、それと恋人との距離を縮めることに何の関係があるの?

と思ったことでしょう。

 

交互なぐり描き法と、恋人との心の距離を縮めることの関係性については、「無意識という言葉で説明することが出来ます。

無意識とは、精神分析を打ち立てた有名な心理学者、フロイトが提唱した概念のことです。世間一般では、「深層心理」なんて言われているものです。

 

フロイトは、人には無意識という深い部分にある心の領域があることを発見し、無意識が人の行動や、病気、精神状態などに強く影響していると考えました。

そして、今回ご紹介している交互なぐり描き法には、「無意識が大きく反映させると考えられています。

交互なぐり描き法の手順を思い出してもらいたいと思います。

まず、一方が紙にペンでなぐり描きをしますよね。

このなぐり描きは無意図的に、テキトーに、描かれたものですが、ここに描き手の「無意識」が反映されるのです。

無意図的に描いたなぐり描きだからこそ、描いた人の感情や思いがそこに反映されるわけですね。

そして、描き手のなぐり描き、つまり無意識を受け取った相手は、受け取ったなぐり描きを解釈し、そこに色をつけて「見えた物」を完成させることで、「意味」を与えます。

 

このプロセスは、まさに相手の心を受けとめ、認めてあげるプロセスなのです。

 

人は、「認めてもらえた」と思った時、その人に信頼を寄せるようになります。

 

だから、距離を縮めたい相手、すなわち自分が気になっている異性と交互なぐり描き法をすると、2人の距離がぐっと縮まるのです。

A4の紙とペン色鉛筆を用意しておいて、

カフェなどに一緒にいる時に、「ネットで面白い遊びを知ったんだけど、やってみない?といって実践してみてください♪

なかなかデートにこういった道具を持っていくことは少ないかもしれませんが、それも含めて良いアクセントになるかもしれません(o^^o)

そんな訳で、今回は異性との距離を縮める方法として「交互なぐり描き法」という心理療法の一種をご紹介しました!

それでは、気になる異性と素敵な関係を築いていかれることを願っています。