僕たちには、時間が平等に与えられています。1日24時間なのは全人類共通ですよね。しかし、24時間の使い方は人によって違います。この記事を読んでくれているあなたは、人生という限られた時間をどのように使っていますか?
著書、「7つの習慣」では、幸せや成功を得るためには人格の成長が最も大切であり、人格の成長の為には、「最優先事項を優先する」ことが大切だと主張しています。
今回の記事では、最優先事項を優先させ、より充実した毎日を過ごすためのヒントをお伝えしていきます。
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時間の使い方には4つの領域がある
「7つの習慣」によると、人の時間の使い方には4つの領域があるとのことです。これは、「重要性」と「緊急性」という2つの軸から分類することが出来ます。
1-1. 第一領域
緊急性が高く、重要性も高い領域。期日が設けられている仕事や、公共料金の支払い、病気や怪我による受診などがこれにあたります。「仕事へ行くこと」「学校へ行くこと」などはここに入るでしょう。
1-2. 第二領域
緊急性はさほど高くないが、重要性が高い領域。自分の将来設計を考えたり、夢に向かって勉強をしたり、大切な人との時間を過ごしたりなどがこれに当たります。「規則正しい生活」などもここに入るでしょう。
1-3. 第三領域
緊急性が高いが、重要ではない領域です。「行きたくもない飲み会への返事」などはこれにあたります。
1-4. 第四領域
緊急性が低く、重要性も低い領域です。テレビをダラダラと見る、友達との長電話などがこれにあたります。
2. 最も時間を使うべき領域は!?
最も時間を使うべき領域は、どの領域だと思いますか?
答えは、第二領域です。緊急性はさほど高くないけど、重要性が高い領域。自分の将来や夢に向かってコツコツと取り組んでいる領域です。
日々の生活の中では、急を要する仕事や人から誘いなど、自分の意思とは関係なく時間を使わざるを得なくなることがあります。しかし、そんな時こそ、第二領域が最も重要であることを思い出し、しっかりと第二領域に使う時間を確保することが重要とのことです。
自分の夢や願望を叶えるには、時間と労力が必要です。つまり、第二領域に入る事柄に多くの時間を使うことは、夢や願望を叶えることに直結するということです。
3. 実際に書き出してみましょう!
さて、ここからは、ブログを読んでいるあなたにも紙に書き出していってもらいたいと思います。実際に書くこと、つまりアウトプットすることで、自分の考えが整理され、より深い気づきを得ることができるようになるからです。
例)
・第一領域(重要性も緊急性も高い)
→ ケータイ領域の支払い、免許の更新、仕事のプロジェクトの書類作り
・第二領域(重要性は高く緊急性は低い)
→ 将来に向けての勉強、体づくり、睡眠
・第三領域(重要性は低く、緊急性が高い)
→ 上司から頼まれた無駄な雑用、社交辞令で行く飲み会
・第四領域(重要性も緊急性も低い)
→ TVを長時間見る、友達と長電話
分かりやすいように、例を示してみました。例のように、あなたもぜひ書いてみてくださいね!
自分がどんなことに多くの時間を使うべきか、把握できるはずです。
4. 第二領域を広げる方法を考える
重要性が高く、緊急性が低い第二領域は、畑の世話をすることに似ています。すぐに作物ができるわけではないけど、コツコツ育てていくことで、将来は重要な収入源になります。
だから、自分の畑を育てる時間を、なるべく多くしてあげることが重要。
そのためには、自分の中で優先順位を決めて、断っても良いと思える誘いは断るなど、「意志」が必要になってきます。
5. 一緒に頑張れる仲間を作ろう
先ほど、断るべきところは断ることの大切さをお伝えしましたが、人との交流は大切です。人との交流抜きでは、人生は語れません。だって、仮にあなたが成功したとしても、この世界にあなた一人しかいなかったら、別に嬉しくないですよね?喜んでくれる人がいるから、あなたは今頑張れるのです。アドラー心理学では、「人生の全ては人間関係である」と主張していますが、最近その意味が少しずつわかってきました。
では、どうすれば良いのでしょうか。僕は、自分の目標と共通の目標を持つ仲間を作るのがベストだと思います。あなたが今勉強していることがあるなら、同じことを勉強している人と時間を共にし、お互いに高め合えると良いのではないかと思います。目標に向かって一緒の船に乗るクルーを見つけるのです!
6. まとめ
7つの習慣を学び始めて日が浅いですが、大事なのは実行することであると痛感しています。実行しないと、忘れていく・・。実行すると、それは「生きた情報」になる。あなたもぜひ、「実行」してみてください。
☆おすすめ書籍☆
「7つの習慣」の原著です。原著を購入して読むことで、「7つの習慣」を正しく理解し、自分の夢を叶え、充実した人生を手に入れてください。