- Webデザインやプログラミングなどのクリエイティブスキルを学べる就労移行支援事業所を探している
本記事は、上記のようなニーズを持った方にぴったりな内容となっています。
働くことに何らかの障害をお持ちの方が一般企業(障害者雇用含む)への就労を目指せるサービスに就労移行支援がありますが、Webデザインやプログラミングなどのスキルを学べる特化型の就労移行支援が増えています。
本記事では、就労支援員がクリエイティブ系の就労移行支援事業所を厳選して紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
クリエイティブが学べるのはスキル特化型の就労移行支援事業所!
就労移行支援には、下記に示す3つの「タイプ」があります。
- 総合型:基本的なビジネスマナーやPCスキル等を学び、幅広い職種を目指せる。
- 障害特化型:障害への理解を深め、障害特性を活かした働き方を模索できる。
- スキル特化型:主にWebデザイン・プログラミングなどのスキルを学べる。
もちろん、クリエイティブ業界への転職を目指す場合は「スキル特化型」の就労移行支援を選ぶのがおすすめです。
本記事では、スキル特化型就労移行支援の中でも知名度が高く、就労実績の高い就労移行支援事業所を厳選してお伝えしていきますね。
他のタイプの就労移行支援も含めて幅広く検討したい方は、過去の記事も読んでみてください。
クリエイティブに特化した就労移行支援事業所で学べるスキル
クリエイティブに特化した「スキル特化型」の就労移行支援では、以下のようなスキルを学ぶことができます。
Webデザイン
IllustratorやPhotoshopなどのグラフィック系ソフトの使い方を学び、主にWebサイトのデザイン面を担当する仕事を目指します。
就労移行支援事業所のトレーニングを修了した後は、Webデザイナーとしての就職を目指すことが多いですね。
プログラミング
HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を学び、プログラマーとして就職するためのスキルを身につけます。
アプリ開発やWeb開発などに興味がある方はプログラミングのスキルを身につけましょう。
動画編集
Adobe PremiereProやAfter Effectsなどのソフトの使い方を学び、仕事で動画編集を行えるスキルを身につけます。
YouTube動画の編集をはじめとして需要が高まっており、フリーランスとして動画編集を行いたい方も身につけておけると有利なスキルです。
「長く働く」ための必須スキル
上記のような専門スキルに加え、就労移行支援では以下に示すような「長く働く」ための必須スキルを身につけられます。
- ビジネスマナー
- コミュニケーション
- PCの基本スキル
- ストレスマネジメント
- 履歴書・職務経歴書の書き方や面接技法
単にスキルを身につけるだけでなく、「安定就労」を視野に入れているのが就労移行支援ならではのポイントと言えますね。
クリエイティブに特化した就労移行支援事業所を選ぶポイント5つ
具体的におすすめの就労移行支援事業所をご紹介する前に、優良な就労移行支援事業所を選ぶポイントについて解説します。
就労実績
就労実績とは、事業所内でどれくらいの人が就職しており、また就職後に職場に定着できているかを示す実績です。
就労実績の高い事業所ほど質の高いサービスを提供していることになりますので、公式Webサイトを訪れ、必ず就労実績を確認するようにしましょう。
専門性の高い講師がいるか
クリエイティブ系の職種に転職する場合、Webデザインやプログラミング、Web制作などの業界経験がある講師がいるかを必ず確認しましょう。
講師から直接レクチャーを受けるからこそ、実践で使えるスキルを身につけられるのです。
実務課題があるか
クリエイティブ業界では、何よりも「実務経験」が重視される風潮にあります。
専門スキルを「学んだ」というだけでなく、実務的な課題を通して実際に作品を「創った」という経験が重視されるのです。
実務的な訓練が用意されている事業所、実習のある事業所、ポートフォリオ制作のサポートをしてくれる事業所を選びましょう。
就職活動サポートをしてくれるか
クリエイティブ業界で働くスキルを身につけた後、自分の力だけで就職活動をするのは非常に難易度が高いです。
就労移行支援事業所が就職サポートをしてくれることに加え、求人紹介を行ってくれる場合は非常に有益と言えるでしょう。
就労移行支援事業所のバックアップがあれば、就職先への大きなアピールポイントとなります。
クリエイティブな仕事を目指せる就労移行支援事業所5選!
それでは、クリエイティブ職種を目指す方におすすめな就労移行支援事業所を5つに絞って解説していきます。
まずは気になる事業所をピックアップし、必ず見学や体験を行ったうえで通う事業所を決定するのがおすすめです。
atGPジョブトレIT・Web
【atGPジョブトレIT・Web】は、「障害者のためのIT・Web専門就労移行支援サービス」です。
- Webデザイン
- プログラミング
- 働き続ける力
上記3点をバランスよく身につけられるのが事業所の特徴であり、就職活動のサポートも行ってくれます。
atGPジョブトレIT・Webの運営会社である株式会社ゼネラルパートナーズは、障害のある方の就職・転職サービスである「atGP」を運営しており、IT・Web業界に就職するためのトレーニングから就職活動までサポートしてくれるのが強みです。
WebデザイナーコースとITエンジニアコースの2パターン
atGPジョブトレでは、WebデザイナーコースまたはITエンジニアコースのどちらかを選択して訓練を受けられます。
- Webデザイナーコース
WebデザインやWebサイト制作に興味がある方向けのコースです。
Photoshop、Illustrator、HTML/CSS、JavaScript、WordPressなどの専門ソフトや言語の使い方を幅広く学び、Webデザイナーとしての就職を目指します。
- ITエンジニアコース
プログラミングを学び、システムエンジニアやアプリ開発者、ゲーム開発者などとして働くことに興味がある方に向いたコースです。
PHP、JavaScriptなどの専門知識を学ぶことができます。
atGPジョブトレIT・Webのイチオシポイント
atGPジョブトレIT・Webは個人的にかなり熱い就労移行支援事業所なのですが、その理由は以下の3つです。
- 教材費が一切かからない
国内でも有名なWebクリエイター養成スクールであるデジタルハリウッドによる通常28万円相当の動画講座を無料で受講できます。
また、通常4万円相当であるAdobeソフトを無料で使える、PCは一人一台完備しているなど、費用を一切かけずにクリエイティブスキルを身につけられます。
- 「働き続けるスキル」を身につけられる
Webクリエイターになるためのスキルを身につけるだけなら、通常のWebスクールと同じです。
atGPジョブトレIT・Webでは障害理解を深め対処するスキル、ビジネスマナーなどの基礎力を身につけられるので、長期就労が果たせるのです。
- 就職活動に強い
atGPジョブトレIT・Webを運営している株式会社ゼネラルパートナーズでは、障害者雇用に特化した転職エージェントである「atGP」を運営しています。
atGPは業界トップレベルの転職サポート実績を持つ転職エージェントなので、膨大な求人を活かして転職活動をサポートしてくれます。
スキル獲得から就職活動までトータルでサポートしてくれるのが、atGPジョブトレIT・Webの最大の強みと言えますね。
atGPジョブトレIT・Webの事業所一覧
atGPジョブトレIT・Webの事業所を以下に記載します。
- atGPジョブトレIT・Web渋谷
- atGPジョブトレIT・Web秋葉原
- atGPジョブトレIT・Web船橋
- atGPジョブトレIT・Web大宮
- atGPジョブトレIT・Web心斎橋
渋谷、秋葉原、船橋、大宮などの関東エリアだけでなく、関西である心斎橋にも展開しています。
まずは無料説明会や見学に参加し、施設の様子を見てみるのがおすすめです。
atGPジョブトレIT・Webの公式Webサイトはこちら。
→Webスキルを身につけ、働き方に自由を【atGPジョブトレIT・Web】
就労移行ITスクール
就労移行ITスクールは、うつ病や発達障害をお持ちの方がITスキルを身につけながら自信を持って働けるようになることをサポートする就労移行支援事業所です。
- 就職定着率:94%(2021年5月時点)
- IT職種就職率:41%(2021年5月時点)
IT職種への高い就職率と定着率を誇っており、以下のスキルを身につけられます。
- プログラミング
- Webデザイン
- 動画編集
- Microsoft Office
- ビジネスマナーや就労に必要なコミュニケーション能力
自分が希望する業界に直結するスキルを身につけられるだけでなく、長期就労に必要な基本スキルも身につけられるのが就労移行支援事業所ならではの魅力ですね。
就労移行ITスクールのおすすめポイント
就労移行ITスクールには元エンジニアやデザイナーなどの高いスキルを持ったスタッフが在籍しており、未経験の状態から仕事ができるレベルにまでスキルを後押ししてくれます。
また、履歴書や職務経歴書の作成などの就職活動もサポートしてくれるので、就職を見据えたトレーニングを積むことができるのです。
職場見学や実習を通して実際のクリエイティブ業界の現場を知ることもできるので、メリットが大きいでしょう。
就労移行ITスクールの事業所一覧
就労移行ITスクールの事業所一覧を以下に記載しました。
<東京>
- 就労移行ITスクール四谷
- 就労移行ITスクール八王子
<神奈川>
- 就労移行ITスクール横浜関内
- 就労移行ITスクール川崎
- 就労移行ITスクール川崎第2オフィス
- 就労移行ITスクール横浜駅西口
- 就労移行ITスクール横浜駅西口第2オフィス
- 就労移行ITスクール横浜駅西口第3オフィス
- 就労移行ITスクール横浜戸塚
- 就労移行ITスクール溝の口
- 就労移行ITスクール登戸
- 就労移行ITスクールセンター南
- 就労移行ITスクール本厚木
- 就労移行ITスクール藤沢
- 就労移行ITスクール平塚
<千葉>
- 就労移行ITスクール千葉
- 就労移行ITスクール行徳駅前
- 就労移行ITスクール柏
- 就労移行ITスクール松戸
<埼玉>
- 就労移行ITスクール川越
- 就労移行ITスクール南越谷
- 就労移行ITスクール所沢
<茨城>
- 就労移行ITスクール水戸
<北海道>
- 就労移行ITスクール札幌
<東北>
- 就労移行ITスクール仙台
<中部>
- 就労移行ITスクール金沢
- 就労移行ITスクール金沢西
- 就労移行ITスクール浜松
- 就労移行ITスクール新潟
<関西>
- 就労移行ITスクール大阪天王寺
- 就労移行ITスクール大阪難波
- 就労移行ITスクール神戸三宮
<中国>
- 就労移行ITスクール広島
<九州>
- 就労移行ITスクール福岡天神
- 就労移行ITスクール博多
- 就労移行ITスクール宮崎
- 就労移行ITスクール熊本水前寺
全国展開しており、今後もオープン予定の事業所が続々と決まっている就労移行移行支援事業所です。
ご興味がある方は、公式Webサイトから無料体験に申し込んでみましょう。
引用:就労移行ITスクール
Kaien(クリエイティブコース)
Kaienは、発達障害の方が特性を「強み」として活かして働くことを理念に持つ大手就労移行支援事業所です。
IT/デザインに特化した「クリエイティブコース」を設けており、以下のようなサポートを受けることができます。
- プログラミング
- Webデザイン
- システム開発
- 資格取得サポート
また、Kaien全体での就労実績は以下の通りです。
- 就職実績:約2,000人(過去10年の就職者数)
- 就職率:80%
- 離職率:9%(1年後)
Kaien(クリエイティブコース)のイチオシポイント
Kaienによるクリエイティブコースでは、専門技術を学べる「ハードスキル」と、長く働くために必要な基本スキルである「ソフトスキル」の両方を学べます。
<ハードスキル>
- 業務効率化
- デザイン
- ウェブプログラミング
- システム開発
- 資格取得
<ソフトスキル>
- コミュニケーション
- 仕事の進め方
- セルフマネジメント
Kaienでは平均約9か月という比較的長い時間をかけて上記のスキルを学びますが、時間をかけてじっくりと学ぶからこそ、高い就職定着率を実現しているのです。
Kaienの事業所一覧
Keienの事業所一覧を以下に記載します。
<東京>
- Kaien上野
- Kaien秋葉原
- Kaien秋葉原サテライト・ガクプロ本部
- Kaien代々木
- Kaien新宿・ガクプロ新宿
- Kaien市ヶ谷
- Kaien池袋
- Kaien立川・ガクプロ立川
- Kaien八王子
<神奈川>
- Kaien東神奈川
- Kaien横浜(就労移行)
- Kaien横浜(生活訓練)・ガクプロ横浜
- Kaien川崎
<埼玉>
- Kaien大宮
<千葉>
- Kaien津田沼(就労移行)
- Kaien津田沼(自立訓練)
<大阪>
- Kaien大阪天六・ガクプロ大阪天六
- Kaien阿倍野
- Kaien大阪福島
発達障害の特性を活かしつつ、IT・クリエイティブ業界への転職を目指したい方は、公式Webサイトより無料説明会に申し込んでみましょう。
JOB PLACE COZY(コージー)
【コージー】は、横浜市鶴見区にある多機能型の就労支援事業所です。
- 就労移行支援
- 就労継続支援A型
上記2つの就労支援を行っており、就労移行支援には「IT/WEBエンジニアコース」があります。
プロの講師から個別指導でWebデザインやホームページ制作、アプリ開発などのスキルを学ぶことができるのでおすすめです。
コージーのイチオシポイント
コージーの特筆すべき点は、「オンジョブトレーニング」があるところです。
コージーでは、障害のある方が福祉的な就労ができる「就労継続支援A型」も運営していることから、実際に仕事としての案件を抱えているわけですね。
希望に応じて、実際に施設内で案件に携わったり、企業に実習として出向き、実務を経験することができます。
実際に就労を果たす前に現場を見て学べるのは大きな強みと言えるでしょう。
案件に携わって実際に作業をした場合、「工賃」が発生することもあります。
工賃を受け取りながら就労準備が行える事業所は数少ないですね。
コージーの事業所所在地
コージーの所在地を以下に記載しました。
- 就労移行支援
〒230-0051
横浜市鶴見区鶴見中央1-23-32ルネス横浜鶴見101
- 就労継続支援A型
〒230-0051
横浜市鶴見区鶴見中央4丁目32-19鶴見センタービル702
横浜市近郊にお住まいで、実践的なIT/WEB、デザインスキルを学びたい方は一度見学に訪れてみてください。
コージーの公式Webサイトはこちら。
manaby(マナビー)
【manaby】は、自分のペースでIT・クリエイティブ系のスキルを身につけたい方に向いている就労移行支援事業所です。
個別訓練を基本としており、独自開発のe-ラーニングシステムを通して以下のようなスキルを身につけられます。
- デザイン・Web制作スキル
- プログラミングスキル
- 事務系スキル
「いきなり、他者と交流しながら訓練するのが心配」という方にとって、manabyなら個別での学習が可能なので安心ですね。
manabyのイチオシポイント
デザインやWeb制作、プログラミングなどのクリエイティブスキルを学べるe-ラーニングシステムは、manabyが独自開発しているものです。
- いかに理解しやすくするか
- いかに集中しやすくするか
上記を考え抜いて作られているので、個別訓練でじっくりとスキルを身につけることができます。
「他者との交流はできない」かと言えばそうではなく、レクリエーションへの自由参加が可能です。
- セルフケア勉強会
- 茶話会
- コミュニケーション力向上を図るゲーム
- ビジネスマナー
- 最新動向を学べる講座
上記のようなグループ活動にも参加できるので、「適度に」他者と関わりつつ、基本は個人学習をしたい方にとくにおすすめなサービスです。
manabyの事業所一覧
manabyの事業所一覧を以下に記載しました。
<山形県>
- 山形事業所
<宮城県>
- 仙台駅前事業所
- 長町駅前事業所
- 泉中央事業所
- 石巻駅前事業所
- 古川事業所
<福島県>
- 福島事業所
- 郡山駅前事業所
<埼玉県>
- 大宮事業所
<茨城県>
- 土浦事業所
<東京都>
- 秋葉原事業所
- 駒込駅前事業所
- 府中駅前事業所
<神奈川県>
- 鶴見駅前事業所
- 横浜関内南口事業所
- 横浜関内駅前事業所
- 川崎事業所
- 相模原駅前事業所
- 本厚木駅前事業所
- 新横浜駅前事業所
<千葉県>
- 千葉中央事業所
- 行徳駅前事業所
- 船橋駅前事業所
<大阪府>
- 大阪天王寺事業所
- 大阪梅田事業所
- 大阪本町事業所
<兵庫県>
- 神戸元町事業所
- 三宮事業所
全国各地に事業所があるので、お近くの事業所も見つけやすいのではないでしょうか。
個別訓練や在宅勤務への関心が高い方は、manabyの公式サイトより見学に申し込んでみましょう。
就労移行支援事業所でクリエイティブを学ぶメリット
Webデザインやプログラミングなどのスキルは、一般的なスクールでも学ぶことができます。
また、ハローワークの職業訓練などで学ぶこともできますね。
しかし、就労移行支援事業所ならではのメリットがありますので、紹介していきます。
「働き続けるためのスキル」が身につく
一般的なスクールやハローワークの職業訓練などでもクリエイティブ業界に転職するためのスキルは身につけられますが、「働き続けるためのスキル」まではカバーしてくれません。
- ビジネスマナー
- コミュニケーション
- ストレスマネジメント
上記のスキルはどの職種であっても健康的に働くうえで必要なスキルであり、障害と向き合いながら働くうえでは避けては通れません。
就労移行支援事業所なら働き続けるためのスキルもトータルで身につけられるのでメリットが大きいです。
経済的負担が少なくクリエイティブ業界で働くスキルを身につけられる
就労移行支援事業所の利用料は、国が負担してくれる形になるので、無料または経済的ダメージを減らして通うことができます。
就労移行支援事業所では「自己負担上限額」が生活保護受給の有無や前年度の世帯収入によって定められているので、参考までに以下に記載しますね。
区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯(世帯収入が概ね300万円以下) | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯(世帯収入が概ね670万円以下) | 9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
前年度の世帯収入が670万円以上である「一般2」に該当する方であっても、月々の自己負担上限額は37,200円です。
つまり、どんなに就労移行支援事業所を利用したとしても、月に37,200円以上はかからないということですね。
また、多くの方が「無料」で就労移行支援事業所を利用しています。
引用:障害者の利用者負担|厚生労働省
就職活動のサポートをしてくれる
就労移行支援事業所では、以下のような就職活動サポートを行ってくれます。
- 自己分析
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策
- 定着支援
とくに、「定着支援」は非常に重要です。
定着支援とは、就労後も支援員が面談を行い相談に応じてくれたり、職場の方と調整してより働きやす環境を模索してくれたりするサポートのことを言います。
就労後も最長3年半に渡って定着支援を行ってくれるので、長期就労が実現しやすくなるわけですね。
クリエイティブに特化した就労移行支援事業所を利用する流れ
最後に、クリエイティブに特化した就労移行支援事業所の利用手順を解説していきますね。
基本的には、どの就労移行支援事業所も以下のような手順をたどります。
ステップ①:気になる事業所をピックアップ
まずは、本記事のような情報サイトを参考に、気になる就労移行支援事業所をピックアップしましょう。
ご自身の志望する業界を明確にし、その業界に近づけるプログラムを提供している事業所を選ぶのが重要です。
ステップ②:見学・体験
いくつか気になる事業所をピックアップしたら、公式Webサイトの申込フォームやお電話にて、見学・体験の予約をしましょう。
見学では施設の雰囲気を肌で感じることができ、担当者から詳しい説明を聞くこともできます。
体験では、実際に事業所のプログラムに参加して適性を見極められます。
複数の事業所の見学・体験を行い、総合的に判断するのがおすすめです。
ステップ③:利用申請
通いたい就労移行支援事業所が決まったら、お住まいの地域の役所の障害福祉課で利用申請を行います。
利用申請の方法については役所の係の方が丁寧に教えてくれますし、就労移行支援事業所のスタッフが同行してくれることもあります。
申請に通ると「障害福祉サービス受給者証」が発行され、自宅に郵送で届きます。
ステップ④:事業所と契約
受給者証が自宅に届いたら、正式に就労移行支援事業所の利用資格が得られたことになります。
実際に通う就労移行支援事業所から利用契約の案内があるので、必要書類に記入すれば利用開始です!
まとめ:クリエイティブ業界で働く夢を就労移行支援事業所で叶えよう!
今回の記事では、クリエイティブ業界で働くためのスキルである、Webデザインやプログラミングなどを専門的に学べる就労移行支援事業所を紹介しました。
専門スキルをプロから教わることができるだけでなく、働き続けるためのスキルや就職活動のサポートも行ってくれるので、メリットがとても大きいですよね。
気になる事業所があれば、まずは見学・体験をして実際に事業所の様子を目で見て確かめてみましょう。